急速な業績回復を果たした高収益企業「比較.com」の謎に迫る

2017年02月11日 23:55

最近、気になる会社が「比較.com」。久しぶりに調べてみたら、とんでもない高収益企業に変身を遂げていた。業績の推移は、以下図の通り。


何が高収益な数字に反映されているのか、セグメント別に収支を見てみると...

利益貢献をしているのは、セグメント利益合計の93.8%を稼ぐ「アプリケーションサービス」。


この「アプリケーションサービス」の事業は、何を指しているのかというと、予約サイトコントローラ 「手間いらず.NET」「手間いらず.NET2」「TEMAIRAZU YIELD」の開発・提供。

正直全然聞いたことがなかったですが、サービス説明を読んでみると、ホテル・旅館などの宿泊施設向けのサービスとのこと。

昨今予約サイトが乱立し、複数のサイトに登録をしているとその分管理に手間が掛かり、その分無駄なコストが発生します。それを解決することがこのシステムのメリット。

現在(2017.2.11)、63の宿泊予約サイトと23の自社ホームページ用宿泊予約システムと連携しているとのことで、人手による無駄な工数、人件費・オーバーブッキングによる顧客満足の低下を考えると、複数サイトに登録している宿泊施設は効果が高そうと類推。

さらに、インバウンド需要を追い風にこの事業は伸びているものと推察されます。以下のグラフは、訪日外国人旅行者数の推移。

この事業がさらに素晴らしいのは、営業を掛けて顧客を獲得できれば、他社の参入は難しく、毎年安定した収益源を確保できます。

今後も訪日外国人旅行者数が伸びることや予約サイトの導入は避けて通れない時代ということをまだまだ伸びそうな予感がします。

個人的には、なぜこのアイデアに辿り着いたのかをぜひ知りたいなと感じました。社会的背景から論理的に突き詰めて辿り着いたのか、あるいは経営者の直感で気づきあとで論理的に詰めていったのか知りたいところ。

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