10年で売上16倍、ヨガウェアのルルレモン

2017年05月05日 16:44

Lululemonはカナダバンクーバーに本社を置き、主にヨガ、フィットネスウェアを販売している企業です。1998年にChip Wilson氏によってバンクーバーに設立されました。昼はデザインスタジオ、夜はヨガスタジオとしてスタートしましたが、すぐにヨガを中心としたフィットネス・ウェアの販売店を開始しました。初期の頃は女性向けのヨガ・ウェアをデザインしていましたが、フィードバックを得ながら、現在はサイクリング、ジョギングなど様々なスポーツウェアを開発しており男性向けにも販売しています。


女性向けに着心地を追求したスポーツウェアを提供し世界的なブランドへと急成長しました。ヨガスタジオ、フィットネスジム、スポーツチームとも提携し販売しています。日本でも最近銀座にオープンしたGINZA6にも店舗を構えています。

(写真: Lululemon  ホームページ


過去の業績:

ルルレモンの売上は2007年に1億4796万ドル(約150億円)でしたが、 直近2017年の3月の決算では23億4439万ドル(約2300億円)にまで成長しています。10年間のCAGR(年平均成長率)は約32%と驚異的な成長を見せています。営業利益率も小売業の中でも高く17.9%となっています。2013年に関しては28%とかなり高い水準となっています。


(出所: Annual Report)


利益率が高いヨガウェアのルルレモンとその競業企業の比較 :

ルルレモンは2007年の上場後から営業利益率、純利益率共に競合他社のアパレル各社よりも高くキープしているようです。直営店の店舗展開にこだわり、ブランドイメージ、40-50歳の意識高い女性をターゲットにしている事、スポーツウェアブランドの高級感をキープしている事で高い利益率を出していいるようです。ルルレモンはナイキ、アディダス、アンダーアーマーなどの一般スポーツウェアやGAPの女性向けアスリートブランドや女性下着で有名なビクトリアズシークレットのVictoria Sportなどが直接の競合相手としています。


下の図はNike、GAP、Lululemon、UnderAmor、L Brand(ビクトリアズシークレット)の純利益率の比較です。Lululemonは他社と比べても高い利益率を見せています。グラフ詳細はこちらを参照


(出所: Annual Report)


店舗数:
ルルレモンは2017年現在406店舗を運営しています。10年前の51店舗から約8倍の店舗数となっています。ルルレモンの成長戦略は店舗数の増加、売り場面積の拡大、成長著しいアジアへの展開を次の戦略としています。現在アジアでは日本1店舗、中国3店舗、香港3店舗、シンガポール3店舗、韓国2店舗を出展しています。


(出所:10K)


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