世界最大級の旅行サイトTripAdvisorの業績

2016年12月29日 12:43

TripAdvisorは世界最大級の旅行サイト「TripAdvisor」などを運営する企業。

2000年の2月に現CEOでもあるStephen Kauferによって創業され、2004年4月にIAC(InterActiveCorp)によって買収された。

2005年4月よりIACはTripAdvisorやExpediaを含むポートフォリオの一部を「スピンオフ(新しく別会社として登記し直すこと)」し始めた。そして、TripAdvisorは2011年にNASDAQに上場した。

それ以外にも23もの旅行メディアを展開し、累計の月間訪問者数は2015年末時点で3.5億人に達したとのこと。サービス内では3.2億ものレビューと620万もの観光スポットが掲載される。

TripAdvisorのビジネスモデルは「クリック広告収益(Click-Based Advertising Revenue)」「表示広告収益(Display-Based Advertising Revenue)」「その他課金など(Subscription-Based, Transaction-Based and Other Revenue)」の3つが含まれる。このうち最も大きいのは「クリック広告」によるもので、2015年には全体の64%に相当する9.56億ドルを稼いだ。ついで「その他課金」が3.77億ドル(25%)、「表示広告」が1.59億ドル(11%)。

全体の損益推移

全体の損益推移を見てみる。


売上高は順調に伸びており、2015年度には15億ドル近くに達している。日本円でいうと1500億円の売上規模か。

2011年の利益率を見ると30%を超えておりとても高いが、それ以降利益が伸びていないのを見ると事業に積極的に投資しているのかな。

メディアとしての性質が強いためか、世界最大規模の旅行サイトの割には収益規模が大きくないなと思った。ジャンルとしては近いがビジネスモデルが違いそうなExpediaと比較して見ると面白いかもしれない。

シェア/お気に入り
資料をダウンロード