インドの代表的テクノロジー企業「インフォシス」の事業戦略

2017年06月27日 17:17

インフォシスはインドのバンガロールに本社を置くIT企業で、ビジネス向けのITソリューション、コンサルティングやアウトソーシングなどのサービスを提供する企業。競合としてはアクセンチュアやIBMなどが挙げられる。

業績推移を見る限り、クソ伸びている。

2000年3月期の売上高が2億ドルで2017年3月期の売上が102億ドルである。50倍ほど。

従業員は127カ国に20万人で時価総額は363億ドルほど。上場しているマーケットもやたら多い。

1981年に創業して以来、1996年よりコンサルティング、2001年にはアウトソーシングというふうに事業分野を拡大。

事業戦略

・新しい戦略を刷新する:より多くのことを達成するために、より手数を減らす

・デザイン思考を強調した教育と学びの文化によ理、自動化と革新を組み合わせる

・一貫したサービスを深く、広い場所で提供することで、新しい機会を推進する

マーケットへのアプローチ

・「一つのインフォシス」:クライアントへのサービスの可能性を最大化

・横断販売:クライアントにより多くのサービスを売る

・業界特化の専門性を作り出す垂直的集中

・人々とインフラに投資

・製品とプラットフォームを作り出す


未来を掴むために「新しいことを刷新する」戦略

ちょっとかっこいいことを言っている。

・コアサービスを再定義したり、ユーザーの生産性を改善したりすることでコアビジネスを刷新

・デザイン思考をコンサルティングに導入し、新しい事業に革新を起こす

・教育と協調のカルチャー(世界最大の企業大学を所有)

成長するクライアントとの関係性と増大するクライアント数

「mn」の意味がわからない。。クライアント数は1162社にまで増大。

オフショア・アウトソーシングは世界的な巨大トレンド

アウトソーシングの利点

・固定費を変動費にできる

・TCO(所有トータルコスト)を減らし、ROI(投資リターン)を拡大

・競争優位性と市場に出るまでの時間を改善

オフショアの利点

・素晴らしい価値を高いクオリティで実現

・規模を柔軟に調節できる、巨大なリソースプールを利用できる

・証明された過去の実績


競争優位性

・470万人の大卒・院卒の人材プール

・年間およそ100万人の大卒者を輩出できる、3000を超える技術系大学

・「税金の祝日」など、政府からの強い支援

・アウトソーシングによるかなりのコスト削減が可能

などなど

ベストなものを開発し、維持する

・従業員が新しいテクノロジーを学ぶのをサポート

・13.5万人の従業員がデザイン思考のトレーニングを積んでいる

・1.4万人の新入社員を同時に鍛えることができる

強力で柔軟なグローバルでのインフラ

・114ものグローバル開発センター

・総面積は21万人以上の従業員を収容できる4450万平方フィート(さらに追加建設中)

・規模を柔軟に変更できる

・災害リカバリーや事業継続性に対応

コストの最適化

・フルタイム従業員およそ1.1万人分の労働力を自動化によって節約

・下請け費用は売上の5.6%


まとめ

インフォシスの強みとしては「インドという巨大で質の高い、なおかつ安価なIT人材プール」を有していることが最も大きいと思われる。 

その強みが、アウトソーシングとITを活用した経営コスト削減が進むグローバルなトレンドと完璧にマッチしていることが、ここまでの大きな成長につながっていると言える。

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