伸びてるけど赤字も伸びてる米国のテクノロジー企業6選

2017年04月10日 20:46

特にやばいやつから。

Zendesk, Inc.(3億ドル売上、1.4億ドル赤字)

カスタマーサポートを手助けしてくれるソフトウェアを提供するZendesk。サービスとしては非常に素晴らしいと言われ、売上は2012年の3823万ドルから2016年には3億1200万ドルとほぼ10倍に成長。一方で赤字も増大し、1億433万ドルの営業赤字。

時価総額は26.70億ドル。

New Relic, Inc.(1.8億ドル売上、0.7億ドル赤字)

こちらも、インターネット業界に勤める技術者であれば知っていることの多いNew Relic。ウェブサービスのパフォーマンス(速度)やトラブルシューティングを手助けしてくれるツールを提供。法人向けだけに結構値段の張るソリューションで、売上高は2013年の2966万ドルから1億8131万ドルへと、ほぼ6倍に成長。営業赤字は6764万ドル。

時価総額は21.02億ドル。

Splunk Inc.(9.5億ドル売上、3.4億ドル赤字)

SplunkもNew Relicと同じく、主にテクノロジー企業向けの技術ソリューションを提供。サーバーのログの管理などをしやすくするクラウドソリューションを提供。

売上高は2013年1月期の1億9894万ドルから9億4996万ドルに成長。日本円だと売上1000億円くらいか。しかし、3億4383万ドルの営業赤字。日本円だと400億円くらいか。。

時価総額は84.29億ドル。

Box, Inc.(4億ドル売上、1.5億ドル赤字)

Box, Inc.も有名。こちらは企業向けのクラウドストレージサービス。企業特化型ドロップボックス、という印象。売上高は3億9861万ドル、営業赤字1億5066万ドル。

時価総額は21.62億ドル。

Zillow Group, Inc.(8.5億ドル売上、2億ドル赤字)

不動産情報サイトを運営するZillow Group。旅行系サービスであるエクスペディアの創業者でもあるリッチ・バートンが創業したことで知られる。売上高は8億4658万ドル、営業損失1億9285万ドル。

時価総額は41.64億ドル。

Twilio, Inc.(2.8億ドル売上、0.4億ドル赤字)

音声APIサービスを提供するTwillio。売上高は2013年の4992万ドルから2016年には2億7733万ドルへと、3年で5倍に成長。4131万ドルの営業赤字だが、対売上比で見るとどんどん改善しているので、今回の企業の中ではマシかもしれない。

時価総額は25.8億ドル。

Snap, Inc.(4.4億ドル売上、5.2億ドル赤字)

最後に、先日大型上場を果たしたSnap, Inc.。2年分しかデータが取れなかったが、2016年の売上は4億448万ドルと、前年比で7倍近くに拡大。しかし、営業損失が5億2038万ドルと売上よりも大きい。

時価総額は250.2億ドル。一番でかい。

感想

今回取り上げた企業はどれもサービスとしてはすごい会社ばかりだが、だからと言ってガンガン儲かるわけじゃないんだなというのが率直な感想。

あと、米国では日本よりも赤字上場の新興企業が多いのではないか、という印象を持った。売上に負けないくらいの赤字を踏んでる企業とか結構ありそう。この辺りは、上場に関する各証券取引所の考え方が違うのかもしれない。ただ、売上規模は大きいと思う。

あとは、SplunkとZillowは意外と売上が大きいなあというのと、BoxやNew Relic、Zendeskは意外と規模としては大したことないなと思った。

しかし、どの企業も革新的な製品を持っていることは間違いないので、数年後には大化けしているかもしれない。

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