本格的な全国展開からわずか10年で業界トップに!回転寿司最大手「スシロー」の軌跡と今後の戦略

今回はスシローグローバルホールディングス(3563)をご紹介します。

前回はドミナント戦略の銚子丸をご紹介しましたが、スシローは回転寿司業界における最大手プレイヤーです。

大阪府豊中市に「すし太郎」として出店したのが始まり

本格的な始まりは1984年、大阪府豊中市に「すし太郎」として出店。創業34年目ということで、比較的新しい企業と言えます。

2001年には初めて関東エリアの福生市に出店し、2003年には東証2部に上場。

2004年には、寿司のクオリティを高めるためにセントラルキッチンを全面廃止します。

2006年以降は中国、四国、東北、九州、北海道エリアに出店し全国に店舗網を広げていきます。


スシローの凄さは、全国展開を本格化してから10年ほどしか経っていないにも関わらず、回転寿司業界で最大手の地位まで上り詰めたことです。

2009年にはMBO(マネジメントバイアウト)を実施し、非上場化。

2011年には韓国ソウルに出店で海外展開を加速させていく方針を打ち出しています。

まさに、国内全国展開後は海外展開加速という美しい経営の軌跡をたどっています。

業績も大きく拡大しており、10年前には売上700億円程度だったのが、2017年には倍増の1,500億円程度にまで拡大しています。

回転寿司最大手のスシローの売上シェアはなんと約25%!

意外にも、回転ずし業界は大手企業による寡占化が進んでいます。

その中でスシローは、約25%の売上シェアとなっており、業界ナンバーワン企業です。

2011年に、それまで首位を独占していた「かっぱ寿司」を超え、回転寿司業界で売上高日本一を達成しています。

また、2015年には国内店舗数で400店を達成しました。

2017年3月には持株会社の(株)スシローグローバルホールディングスとして東証一部に上場しました。

国内店舗数477店(2017年9月末)、海外にも事業拡大!

大阪からはじまったスシローですが、後から進出した関東エリアには132店舗あり、現在のスシローにとって最大で重要な地域となっています。

そのため今後は海外展開も視野に入れつつ成長戦略の推し進める方針です。

現在は海外店舗数は7店舗(韓国)と全体の2%程度とまだまだのレベルです。

今後は、海外戦略として海外2か国目となる「台湾」をはじめ、世界に「うまいすし」を提供すべく体制整備を進めています。


スシローの3つの競争力の源泉

急速な事業拡大で回転ずし業界トップに上り詰めたスシローの「競争力の源泉」は、どのようなものなのでしょうか?大きく三つの項目が挙げられています。

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