2018年06月12日

デジタル版の定期購読収入が46%増!デジタルメディア企業への変革を進める「New York Times」

世界で最も有名な地方新聞であり、アメリカでの発行部数第3位をほこる「ニューヨークタイムズ」についてまとめます。

創刊は1851年、ゴールドラッシュの時代までさかのぼります。

ヘンリー・ジャーヴィス・レイモンド(AP通信の創設者)とジョージ・ジョーンズによって創刊され、日曜日を除いて毎朝発行される日刊紙としてスタートしました。

それまでの地方紙とは異なり、高級路線をとったことで人気を博します。

また、1870年ごろにニューヨーク市民の25%近くがドイツ移民となったことを受けて、ドイツ語版の発行も開始。

紙面は現在、国際版を含めて130の国と地域で発行されています。

1904年にはタイムズ・タワーの建設とともに、ロング・エーカー・スクエアが「タイムズ・スクエア」に改名されました。

創刊167年の歴史を誇り、USAトゥデイ、ウォール・ストリート・ジャーナルに続いて現在でもアメリカ国内での発行部数第3位となっています。

デジタル化による出版不況が叫ばれて久しいですが、経営状況はどうなっているのでしょうか。

2002年以降の業績を見てみましょう。

売上高は2005/12期の33億ドルをピークに減少の一途をたどっており、2006/12期には5億2061万ドルの営業赤字を計上。2016/12期は15億ドルとなっており、10年間で売上が半減しています。


事業規模が縮小したのは「デジタル化による発行部数の減少」が原因であると想像がつきますが、実際のところはどういう状況なのでしょうか?

今回のエントリでは、ニューヨークタイムズの現状について、決算数値を中心にまとめてみたいと思います。

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