世界各国で「戦略的パクリ」を展開!ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』(前編)

2019年01月02日

ドイツのインターネット系企業に「ロケット・インターネット」があります。

彼らはいわゆる「インキュベーター」で、生まれて間もないスタートアップ企業に投資し、積極的に事業に関わって大きく育てるのが仕事です。


ロケット・インターネットは、シリコンバレーで成功したスタートアップ企業を徹底的に「パクる」ことでも知られています。

古くはAmazonから、Facebook、Airbnb、Grouponなど、ありとあらゆる成功したスタートアップのアイデアを丸パクリしては、アメリカ以外の市場で展開。

単に彼らのことを「このパクリ野郎」と思っている人は少なくなく、評判はあまり良くありません。

ただ、そういった印象を持たれるのも彼らが成功しているからであり、(アイデアはパクリだけど)成功するスタートアップを確度高く生み出してきたというのは事実。


日本でも孫正義氏が「タイムマシン経営」として、ある意味では近いアプローチで成功した起業家です。

また、近年のロケット・インターネットは『HelloFresh』を筆頭に、成功企業のパクリではないスタートアップをアメリカで成功させるなど、変化も起きています。


ロケット・インターネットのすごいところは、地元ヨーロッパから東南アジア、アフリカに至るまで、世界各国どこででも事業を立ち上げ、一定の成功を達成してしまうことです。

「グローバルに優れたオペレーションを構築できること」が彼らの強み。

スタートアップのエコシステムが十分に育っているとはいえない日本にとっては、ヒントになる部分もありそうです。

今回のエントリでは、「パクリスタートアップ」を生み出し続けるロケット・インターネットとはどんな会社なのか、背景とともに掘り下げてみたいと思います。


1999年『eBay』のコピーを作ると3ヶ月後に51億円で売却

ロケット・インターネットの創業者は、ドイツ出身のザンバー(Samwer)兄弟です。

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