ぱっと見ほとんど変化がないが、財政状況は着実に変化しているGap社の事業数値を追う!

2017年10月02日 14:39

今回は、代表的なアパレル企業の一つであるGAPを調べます。

昨日調べたH&Mはスウェーデン発、Zaraはスペイン発ですが、GAPは完全なるアメリカ企業です。ということで、今回もまずは歴史をひもときます。

GAPの歴史

GAPは1969年、ドリスとドン(ドナルド)・フィッシャーの両夫婦によって創業されました。

創業のきっかけは、ドンが自分に合うジーンズを見つけられなかったというそれだけだったと言います。

「GAP」という社名は「ジェネレーション・ギャップ」の言葉に由来しており、若者向けの新しいジーンズショップとして事業を開始します。


そして、1976年には早くも株式を上場。

1983年には「バナナ・リパブリック」を買収。1987年には最初の海外拠点としてロンドンに店舗をオープンします。

1994年には新業態「Old Navy」も誕生。1997年には早くもオンライン・ショッピングを開始しています。

2008年にはフィットネス・アパレルブランド「Atheleta」を買収。

2010年には中国にも進出し、2013年にはラグジュアリー・セレクトショップ「Intermix」を買収しています。

全体業績の推移

それでは、ここから事業数値を追っていきます。まずは全体の業績です。

2008年1月期から10年間、ずっと売上は横ばいです。営業利益率も10%前後のまま推移しています。

売上規模は150億ドル前後、営業利益は10億ドルから20億ドルの間で推移しています。

コスト構造

次に、営業費用の対売上比率を見てみます。

売上原価率(Cost of goods sold and occupancy expenses)は60%前後、そのほか営業費用が27%前後で推移しています。

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