ずっと黒字なのに債務超過になっているヴィクトリアズ・シークレット(L Brands)の事業数値を追う!

2017年09月28日 11:19

今日はアメリカのアパレルブランド企業「L Brands」について調べます。社名だけを聞くと馴染みがないかもしれませんが、「ビクトリアズ・シークレット」の会社だと言えばほとんどの方がイメージできるのではと思います。


L Brandsの歴史

L Brandsの創業者はレスリー・ウェクスナー(Leslie H. Wexner)という人です。

レスリーは1937年にアメリカのオハイオ州でロシア系移民の息子として生まれ、両親は小売店「レスリーズ」を営んでいました。

1963年、26歳の時にレスリーはのちのL Brandsとなるビジネスを創業。オハイオ州コロンブスのショッピングセンターに店舗を出店し、初年度に16万ドルの売上をあげます。

最初は小売店からスタートしましたが、その後、発明と買収によって独自のブランドを築き上げ、現在では年間120億ドルを超える売上をあげる企業となりました。

現在は下着ブランド「ビクトリアズ・シークレット」とボディケア製品「Bath & Body Works」の二つをメイン事業としているほか、「PINK」「La Senza」「Henri Bendel」など、セクシーな女性向けブランドを展開しています。

全体業績

ここからは、L Brandsの事業数値を過去10年ちょっとさかのぼってみていきます。

まずは売上と粗利、営業利益の推移です。

売上高は概ね100億ドルを突破し、ここ2年は120億ドルを超えています。

粗利益(Gross Profit)は51億ドル、営業利益は20億ドルに達しています。

営業利益率は概ね15%前後となっています。

コスト構造

続いて、営業費用の対売上比率です。

売上原価率(Cost of Goods Sold)は60%前後で推移していますが、2005年ごろは65%前後だったのが、近年は60%を割るまで改善しています。

販管費率(General, Administrative and Store Operating Expenses)は概ね25%前後で安定して推移しています。

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