ヘルスケアECの拡大で売上6倍!中国平安保険グループ傘下のオンライン医療アプリ「平安グッドドクター」
- 平安グッドドクターの業績推移
- オンライン健康相談が増える中、ヘルスモール事業も伸長
- ベテラン医師が社内に在籍、AIによるサポートも
- ビジョンファンドを含む投資で現預金約774億円
- 中国オンライン医療 「三馬」の戦い
保険会社で世界最大級の時価総額を持つ中国平安保険。
その傘下でオンライン医療アプリ「平安(ピンアン)グッドドクター」(中国名:平安好医生)を運営する平安健康医療が、今年5/4に時価総額74億ドルという大型の新規上場を香港で果たしました。
(目論見書)
(企業サイトより)
本社は上海にあり、2014年に設立されています。
2015年にモバイル医療プラットフォームサービス「平安グッドドクター」を開始。
2017年の4月には登録ユーザー数が1億5000万人を突破。
2017年の12月にはソフトバンクビジョンファンドから4億ドルの投資を受けています。
平安グッドドクターのCEOは王涛(Wang Tao)氏で、インターネット界で豊富な経験を持っています。
王氏は、16歳で南京大学に入学し、20歳でコンピューターソフトウェアの学位を取得しています。その後は、テキサス大学のコンピューターサイエンス修士を取得しています。
卒業後はアメリカのマイクロソフトなどで経験を積んだのち、2000年に中国に戻りソフトウェア企業のマネジメントを行っています。

中国インシュアテック「Huize」が新規上場:インフルエンサー活用で急成長
- 「Huize.com」を通じた保険加入者数は年間1,300万人以上
- 生保収益は「インフルエンサー経由」が1年で3倍以上に増加
- 営業CFはプラスに転換、VCが株式の約半数を保有
- 中国の保険市場は100兆円規模に
中国のインシュアテック企業「Huize」(ティッカーシンボル:HUIZ)がNASDAQへ上場申請書類を提出しました(上場する市場は未定)。

テンセントの投資先 中国のNo.1美容整形アプリ「So-Young」がナスダックに新規上場
ナスダックに中国のNo.1美容整形アプリ「So-Young」が上場申請書を提出しました。

福利厚生SaaSで成長率19.9%に加速!従業員の健康管理をクラウド化する「バリューHR」
- 福利厚生SaaS「バリューカフェテリア」の成長が+21.5%に加速(売上の8割)
- 売上原価率は59.2%、BPOサービス拡大で従業員数が増加(4年で+77.4%)
- 営業キャッシュフロー7.7億円を創出、時価総額は156.1億円
- 健保数は減少(1,389組合)も被保険者数は1,667万人に増加。個人向けサービス拡大で成長を目指す
今回は領域特化型SaaSで成長が加速している国内企業「バリューHR」(証券コード:6078)を取り上げます。

売上が10年で88倍に!?糖尿病向けデバイスを販売する「Dexcom」
- 2017年には売上7.2億ドルにまで増加、営業損失は4,250万ドル
- 採血なしで血糖値を測定可能、血糖値をアプリやウェアラブル端末で確認することもできる
- 売上原価(53.4%→31.5%)、フリーキャッシュフロー(FCF)は2,600万ドル
- 世界の糖尿病人口は2045年までに6.29億人にまで増加、市場規模は2028年までに1,377億ドルに成長
今回はアメリカで糖尿病患者向けにデバイスを販売する「Dexcom」について見ていきたいと思います。
2017年には売上7.2億ドルにまで増加、営業損失は4,250万ドル

LINEとオンライン医療で提携!四半期売上300億円超えの「エムスリー」2019年3月期3Q決算
- 四半期売上が300億円を突破、営業利益率は29.9%
- 中国サイト会員数が250万人を突破し海外売上比率が23.2%に上昇
- 新規事業のセグメント利益が14億円に倍増
- LINEと「LINEヘルスケア」を設立してオンライン医療への取り組みを開始
日本最大級の医療専門サイト「m3.com」などを運営する「エムスリー」(証券コード:2413)の2019年3月期3Q決算が発表されました。