自宅にミシュラン星付きレストラン出身シェフのレシピと食材を配達!わずか3年で2200億円ビジネスを作った「Blue Apron」

2018年07月07日

「Blue Apron」は、アメリカのニューヨークを拠点とする企業。

2012年に設立され、その36ヶ月後には米Business Insider誌の「NYテックで最も影響力のある企業ランキング」で4位に選ばれ、2200億円の価値があると評価されました。

そして、2年後の2017年6月29日にはニューヨーク証券取引所へ上場。レストラン業界と食品小売業界の両方を革新する企業として一目置かれる存在です。


彼らのサービスとは一体どういうものなのでしょうか。

1文で表すならば、「自宅にミシュラン星付きレストラン出身シェフのレシピと食材が毎週届き、家で簡単に本格的な料理が作ることができるサブスクリプションサービス」となります。

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この記事では、「Blue Apronがどのようにして生まれたのか」という経緯や、現在のサービス内容、財務状況について確認し、今後の将来性についても考えてみたいと思います。


ベンチャーキャピタリストから3938人を雇う企業のCEOに

Matt Salzberg氏は、2010年にハーバードビジネススクールを卒業したのち、ベンチャーキャピタル「Bessemer Venture Partners」に勤めていました。

しかし2011年、何か自分で事業がしたいという思いから、友人のIlia Papasを誘い、仕事を辞めて試行錯誤をはじめたのです。

ある時、彼ら自身が食事が大好きであること、そして家で新しいレシピや食材を試すハードルの高さを実感していたことから、この問題を解決する方法はないか考え始めました。

そして、その結果思いついた解決策こそ「Blue Apron」だったのです。


Blue Apronのサービスはいたってシンプルで、ポイントは次の三つです。

・シェフの考えたレシピが届く

・そのレシピを実現するのに必要な分だけ食材や調味料が届く

・レシピと材料をもとに、簡単に楽しく美味しい夕食が作れる


ただ、彼らには全く食品業界の知識がなく、2人で事業を始めることはできませんでした。

そこで、Matt氏は家族の友人、Matthew Wadiak氏を誘うことにしました。

Matthew Wadiak氏はトリュフとアボカドの卸売業を行っており、Blue Apronの食品エキスパート兼COOとして、事業に参画しました。

会社ホームページより、CTO Ilia Papas氏、左から元CEO Matt Salzberg氏、元COO Matthew Wadiak氏)


その後、2012年8月にBlue Apronのサービス提供を開始しました。

サービス利用者の友人への紹介とSNSマーケティングが功を奏し、顧客数は指数関数的に伸びて行ったといいます。


サービス提供開始からほどなくして、Matt Salzberg氏が以前勤めていたベンチャーキャピタルなどから300万ドルの出資を受け、事業成長をさらに加速させました。

2014年11月には、月100万食提供していることを発表。2015年夏にはその事業が20億ドルと評価されたのです。


自宅で高品質の食材をシェフおすすめのレシピで調理する

では、Blue Apronのサービスを詳しくみていきましょう。

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EC Blue Apron Holdings, Inc.