最近のベンチャー企業っぽくない経緯をたどったWebアンケートツール「SurveyMonkey」が新規上場

2018年09月03日 12:00

オンラインアンケートサービス「SurveyMonkey」を展開する「SVMK, Inc.(以下SurveyMonkey社)」がNASDAQに上場することが発表されました。

SurveyMonkey

SurveyMonkeyはいわゆる「週末プロジェクト」としてRyan Finley氏の自宅アパートで1999年に始まりました。

Ryan氏は音楽制作会社でエンジニアとして勤めており、お客さんのフィードバックを簡単に集めるためのサービス「SurveyMonkey!」を開始。

2004年には「SurveryMonkey.com LLC」として法人化され、兄弟のChrisとともに会社を運営します。

事業は順調に拡大したものの、2008年にプロの経営者にバトンを渡すべきだということに気づき、ベインキャピタルなど未上場ファンドの資本を注入。

そして招かれたZander Lurie氏が2009年からボードメンバーに加わり、2016年1月にはCEO職を引き継ぎます。

現在はFacebookのシェリル・サンドバーグ氏をはじめ、アメリカのテック業界のそうそうたるメンツが経営陣に名を連ねています。


創業者が事業を立ち上げてプロ経営者に引き渡すという面ではアメリカらしい成長をとげてきたSurveryMonkeyですが、まずは売上規模についてチェックしてみましょう。

2017年の売上は2億1,900万ドルありますが、2016年からの増収率はわずかに5.5%。

成長企業としてはかなり物足りない感じです。

ただ、2018年上期は13.8%の増収となっており、再び成長を加速させています。

かといって、収益性が高いわけでは全くなく、10%前後の営業赤字を続けています。

新規上場が発表されたSurveyMonkey社ですが、上場企業として一体どのへんが魅力的なのでしょうか?


「アンケート」機能を徹底的に突き詰めた『SurveyMonkey』

まずは、SurveryMonkeyという会社がどんなサービスを提供しているのか、改めておさらいしてみましょう。


SurveyMonkey

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