プレミア会員スタートで課金ユーザーが3倍に!ライブ配信の成長が再加速した中国版ニコ動「Bilibili」

2018年08月30日

中国版ニコニコ動画とも呼ばれるエンタメ企業「Bilibili」の2018年2Q決算をまとめたいと思います。

2018年2Q決算説明資料

直近3年間の四半期業績を確認していきます。

今四半期の売上高は10.2億元(166億円)となっており、2年間で10倍以上の増収を達成しています。

前年同期から76%増収という高い成長率を維持しています。

一方、営業損失は1.1億元(126億円)となりました。

売上高に対して10%程度の赤字となっています。

参照記事

今回のエントリでは、先日開催された「コミックマーケット94」通称"コミケ"にも初出店を果たした「Bilibili」の成長要因を探っていきたいと思います。


モバイルゲーム事業の躍進がBilibiliの成長ドライバーに

Bilibiliは「ライブ配信」と「モバイルゲーム」という2つの事業を展開しています。

ライブ配信はBilibiliの顔とも言えるサービスで、中国版「ニコニコ動画」とも呼ばれています。

Bilibili

ドワンゴが提供する「ニコニコ動画」と同じように、画面上を「弾幕」と呼ばれるリアルタイムのコメントが流れていく機能が大きな特徴です。


モバイルゲーム事業では、独占配信によるゲームの販売代理や、サードパーティが開発したゲームの共同運営などを行なっています。

独占配信ではゲームのプロモーション・公開からサーバー管理、カスタマーサービスに至るまでBilibili自身が運営します。

サードパーティとの共同運営の場合、デベロッパーにBilibiliのプラットフォームを提供し、決済手段の提供や、プロモーションサービスに対して収益を受け取っています。

2018年8月時点で、1つの独自開発タイトル、6つの独占配信、300以上の共同運営ゲームを展開しています。 

海外ゲームのライセンス輸入も行なっており、日本発の『Fate/Grand Order』(TYPE-MOON社)は2016年9月に提供を開始。最初の30日間でプレーヤー数が450万人を超える大ヒットとなりました。


そのほかに、ライブ配信やモバイルアプリといったBilibiliプラットフォーム上での広告掲載、通販やイベント開催などからも収益をあげています。


Bilibiliのセグメント別売上高を確認していきましょう。

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