いきなり!ステーキ『肉マイレージカード』も導入!プリペイド決済システムの「バリューデザイン」

2018年09月13日

「バリューデザイン」は、企業向けにプリペイド決済システムを提供する会社です。

バリューデザイン

「キャッシュレス化」の必要性が叫ばれる世の中ですが、『Suica』などの汎用的な決済サービスについて話されるケースが多いと思います。

そんな中でバリューデザインは、企業向けに「プリペイド決済システム」を提供しています。

「どんな会社でもオリジナルのプリペイドカードが作れる」というサービスを提供するというユニークなもの。

『いきなり!ステーキ』の『肉マイレージカード』もバリューデザインのシステムが土台となっています。

まずは創業から現在までのあゆみを見ていきましょう。

海外出張でプリペイドカードの可能性を発見

創業者の尾上徹氏は1967年大阪生まれ。

1990年から2005年まで日本のクレジットカード会社「JCB」に勤めていました。


電子マネー『QUICPay』の普及に取り組む中、2000年夏にフランス・カンヌで開かれた展示会のブースで「プリペイドカード」の存在を知ります。

一見すると『Mastercard』のブランドが付いていてクレジットカードのように見えましたが、よく見ると磁気式のプリペイドカードだったのです。


電子マネーを使うには、専用の端末を新たに導入しなくてはなりません。

しかし、磁気式のプリペイドカードであれば多くの店にすでに導入されていた端末で対応可能でした。


同じ導入するなら店舗側のハードルが低い方が良いと考えた尾上氏は、何度も社内でプリペイドカードの事業化を提案。

しかし提案は通らず、付き合いのあったベンチャー企業へのアドバイスを行うことにしました。

やがてその会社に転職したものの、ライブドアショックの余波を受けて深刻な営業不振に。


こうなったら自分でやるしかないと入社半年で独立し、2006年7月に創業したのが「バリューデザイン」です。

JCB時代から付き合いのあった伊藤忠商事から出資を獲得。


2007年12月には『バリューカードASPサービス』の提供を開始。

当初は「決済ツール」としての売り込みをしていましたが、他の決済サービスが普及したこともあり、それでは不十分になりました。

「ギフトカード」としての側面を持たせるなど工夫を凝らし、上島珈琲店やZoff、ブルーノート東京などが導入。実績を積み上げました。


ここで、バリューデザインの売上推移を確認してみましょう。

2014年には10億円ほどだった売上は、2018年にはおよそ20億円に倍増しています。

今回のエントリでは、プリペイド決済の導入サービスで成長を続ける「バリューデザイン」について掘り下げていきたいと思います。


バリューASPサービス

まずは、バリューデザインが提供している事業内容について整理しましょう。

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