2018年09月09日

中国初のAI英語学習アプリを提供!Google出身者が創業したEdTech企業「Lingochamp」が新規上場

AI英語学習アプリを提供する中国企業「Lingochamp」がニューヨーク証券取引所へ上場することが発表されました。

公式HP

創業者のYi Wang氏は清華大学で電子工学を学んだ後にアメリカへ渡り、プリンストン大学でコンピュータ・サイエンスのPhDを取得。

2009年からGoogle本社でキャリアをスタートさせ、Google Analyticsのプロダクトマネージャーなどを務めました。

その後、中国最大のアドテク企業「AdChina」(2015年にAlibabaが買収)を経て、2012年にLingochampを創業します。

華やかな経歴を持つWang氏ですが、Lingochamp誕生のきっかけは意外にも自身の失敗体験にあります。

Wang氏は留学生向け英語試験のTOEFLで満点を取得し、意気揚々とアメリカへ渡りましたが、マクドナルドのウェイターが彼の英語を理解してくれなかったそう。

中国人の同僚たちも同じように英語の発音に苦しんでいることに気が付き、同じ清華大学出身でGoogleの同僚だったHui Lin氏や開発者のBen Hu氏とともにLingochampを創業しました。

参考


Linngochampは2013年2月、中国初のAI英語学習アプリ『Liulishuo』(流利说) をローンチします。

登録ユーザー数の推移を見てみましょう。

2013年2月からわずか6か月で登録ユーザー数が100万人を突破し、驚異的な勢いでユーザー数を伸ばしています。

同年には中国本土に拠点を置く企業として初めて、DropboxやAirbnbなどを輩出したY Combinatorからオファーを受けたそうです(Y Combinatorの出資企業リストに名前はなく、参加はしなかった模様)。

2014年6月に1,000万人を突破し、中国のアップルストアで展示されるiPhoneのデモ機にもインストールされたとか。

その後も着々とユーザー数を伸ばし、2018年6月末時点で8,380万人に到達しています。


2018年上半期を含めた2年間の業績推移を見てみましょう。

2016年度の売上は1,233万元(1.9億円)でしたが、2017年に急増。

2018年上半期の売上は2.3億元(37.2億円)と前年の売上高を上回っており、2年間で約20倍になっています。

営業利益は出ておらず、上半期は−1.7億元(27.8億円)の赤字となっています。


中国初のAI英語学習アプリを提供する「Lingochamp」が爆発的な成長を遂げたのはなぜでしょうか?

詳しいサービス内容と成長要因に迫っていきたいと思います。


Lingochampの学習効率は人間教師の3倍

Lingochampは機械学習を活用したオンライン英語学習サービスを展開しています。

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