2018年09月13日 12:00

『引っ越し侍』が業界シェアトップに!メディア事業で売上300億円を目指す「エイチーム」2018年度決算

モバイルゲームやWebメディアを運営するインターネット企業「エイチーム」の2018年7月期決算が発表されました。

決算説明資料

まずは売上の変化をチェックしてみましょう。

今年度の売上高は377億円で、前年度からの8.9%の増収となりました。

次に、営業利益です。

営業利益は47億円となっており、ここ2年で大きく利益額を伸ばしています。

営業利益率は2016年度に9.6%まで低下しますが、直近2年間で上昇傾向となっています。

エイチームはモバイルゲームを中心として提供する会社です。

ところが最近はプログラマー向けの知識共有サイト『Qiita』を買収するなど、他サービスにも積極的に打って出ています。

中でも引っ越し予約サイト『引っ越し侍』などのメディア事業や、自転車のECサイト『cyma』などが伸びています。


ライフスタイル事業の売上がエンタメを逆転

エイチームには「エンターテインメント」「ライフスタイルサポート」「EC」の3事業があります。

①「エンターテインメント(エンタメ)」事業

まず一つ目は、これまで主力としてきたモバイルゲーム事業です。

累計950万ダウンロードの『ユニゾンリーグ』や、1,500万ダウンロードの『ヴァルキリーコネクト』など、テレビCMで見たことあるようなゲームを展開。

このようなアプリゲームにおける課金収益がこれまでの主力事業でした。


② 「ライフスタイルサポート」事業

二つ目が、ここのところ注力しているライフスタイルサポート事業です。

引っ越しや自動車、ブライダルや金融など、特定業界に特化した「バーティカルメディア」を多数運営しています。

バーティカルというのは「垂直」という意味です。


上のスライドでは大きく6つのサービスが紹介されています。

引っ越し予約サイト『引越し侍』では、複数の引越し業者の料金を比較して予約するところまでをワンストップで行うことができます。

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エイチーム
2017年12月23日 09:29

ゲーム事業だけじゃない!「Qiita」を買収する急成長のエイチームが展開する3つの事業領域

エイチームの沿革
エイチームが展開している事業
財政状態とキャッシュフロー
今後の中長期的展望

昨日、情報共有ツール「Qiita」を運営するインクリメンツ社がエイチームによって買収されることが発表されました。

エイチーム、プログラマ向け情報共有サービス「Qiita」提供元のIncrementsを約14億円で買収

エイチームといえばインターネットゲーム事業をメインで行なっている会社です。

2018年11月06日 20:00

売上の45%が『食べログ』に!「カカクコム」2019年3月期2Q決算

『食べログ』新料金プランが3万店舗に到達
『求人ボックス』の月間利用者数が200万人を突破
『価格.com』は利益率の高い耐久財へシフト
売上・利益ともに上半期の進捗は順調
シンガポールのフードテック企業へ戦略出資でアジア展開を加速

『価格.com』や『食べログ』などを運営する「カカクコム」の2019年3月期2Q決算が発表されました。

2019年3月期2Q決算説明資料

2018年11月14日 20:00

生活領域メディアの売上が2倍!中古車ECでさらなる飛躍を目指す「じげん」2019年3月期2Q決算

ユニークユーザー数の増加率が39%に上昇し、ペースがさらに加速
中古車EC『中古車EX』好調で生活領域が115%増収
売上進捗率は45%も、下期偏重のため順調
ヤフーから『トレードカービュー』事業を取得し、自動車分野を強化

マルチカテゴリーでWEBメディアを展開する「じげん」(証券コード: 3679)の2019年3月期2Q決算が発表されました。

2019年3月期2Q決算説明資料

2018年11月20日 20:00

遠隔医療サービスにも参入!複数のメディアを運営する「ポート」が新規上場

遠隔医療サービスにも参入!複数のメディアを運営する「ポート」が新規上場
売上は19.3億円(+105%)、経常利益は-1.4億円
キャリアサービスの売上増加(2.3億円→4.1億円)・ファイナンスサービスの売上増加(1.7億円→3億円)
販管費(100%→63.9%に改善)、原価率(35.4%→18.9%に改善)
新しくメディカルサービスを展開(メディア・遠隔治療・ダイエットサービス)

2018年11月16日、「ポート」(証券コード:7047)が上場承認を受けました。

今回は新たに上場する「ポート」についてまとめていきたいと思います。

2018年12月28日 12:00

【2018年総集編②】国内ソーシャルゲーム企業10社の業績と今後の戦略を総チェック!

【2018年総集編②】国内ソーシャルゲーム企業10社の業績と今後の戦略を総チェック!
売上規模ではミクシィとDeNAが2強、成長率ではアカツキが一人勝ち
時価総額ではDeNA、ガンホー、ミクシィが2,000億円超えだが、財布の中身も加味するとガンホーが最大
営業利益ではミクシィが圧倒的、アカツキはDeNAを1四半期だけ超えた
10社のうち3社がM&A含んだ多角化を明示、その他はエンタメ領域に特化

今回は、国内のソーシャルゲーム企業の動向についておさらいします。

ピックアップするのはDeNA、グリー、ミクシィ、コロプラ、エイチーム、ガンホー、gumi、ドリコム、Klab、アカツキの10社です。

2015年前後には大きなブームになったソーシャルゲーム業界ですが、その後は比較的低調で、売上を伸ばし続けている会社はほとんどありません。