15歳で起業!SaaSのパイオニア「Salesforce.com」と創業者マーク・ベニオフの半生(後編)

前編からの続き)

社員10名のときに借りた230坪のオフィスも、1年もすると見事に手狭になりました。

セールスフォースの創業初期における急成長を支えた要因として、積極的なゲリラ・マーケティング戦略がありました。

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シーベル社を「敵」に見立ててゲリラマーケティングを展開

中でも代表的なのが、「ソフトウェアの終焉(The End of Software)」という好戦的なキーワードです。

業界トップクラスの広告マンだったブルース・キャンベル氏に依頼し、「NO SOFTWARE」ロゴの提案を受けます。

(ソフトウェアという文字に禁止マークを重ねたようなロゴ。実物はリンク先参照)

既存のソフトウェア業界を否定するメッセージのため、ベニオフ氏自身を除いて社内のほとんどが反対したそうです。

当時の顧客のほとんどはソフトウェア企業であり、セールスフォース自身も「ソフトウェア」を作る側であることには変わりありません。


ベニオフは周囲の反対をよそに、すべての販促物に「NO SOFTWARE」ロゴを付け、剥がさないよう全員に伝えました。

それどころか、さらに過激な広告ポスターも作成します。

ソフトウェアの終焉(The END of SOFTWARE)」と大きく書いたそのポスターには、戦闘機が複葉機を撃ち落とす様子が描かれており、どう考えてもケンカを売っています。

(過去にオラクルが使った広告のオマージュでもあった。こちらもリンク先参照)

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