ワイン、ビールが飲めるアメリカの映画館!「iPic Entertainment」

2018年11月25日

今回はアメリカで高級映画館を運営する「iPic Entertainment」(ティッカーシンボル:IPIC)についてまとめていきたいと思います。


iPic Entertainmentは2006年に、現在のCEOであるHamid Hashemi氏によって創業されました。

Hashemi氏はイランで生まれ育ちます。

Hashemi氏

12歳の時に祖父が心臓病に苦しんでいるのを見て心臓外科医になることを決意。

イランの医学学校で3年ほど在籍したのち、19歳の時にアメリカの大学に入学します。

医学部を目指しましたが、当時の医学部の学費は1.8万ドルとかなり高額なもので、700ドルしか所持していなかったHashemi氏は医学部に進むのを断念します。

医学部には進めなかったHashemi氏ですが、大学に入学すると同時にビジネスに興味を持ち始めます。

ビジネスコースの学費は依然として高額だったものの、深夜12時から朝7時までホテルでアルバイトをこなし、なんとか学費を工面。

卒業すると同時に自ら不動産会社を起業します。

その後、Hashemi氏の不動産会社が映画館を買収したのを機に、Hashemi氏は映画事業に興味を持ち始めます。

そして2006年、自分の不動産会社を退任し、新たに「iPic Entertainment」を開始しました。

2018年2月にナスダック市場に株式を上場します。

現在、iPic Entertainmentはアメリカ国内に16の映画施設を有しており、スクリーン数は121ほどまで増加しています。

それではiPic Entertainmentの売上推移を見てましょう。

2011年には3,800万ドルほどだった売上が2017年には1.39億ドルほどにまで増加。

売上の年平均成長率(GAGR)は24%ほどとなっています。

その一方、営業損益は毎年マイナスとなっており、2017年はマイナス2,835万ドルとなっています。

それでは売上を拡大している「iPic Entertainment」は一体どのような事業を展開しているのでしょうか。


シートからお酒を頼め、チケットの値段は平均の2倍(20ドル)

まずは主力事業の一つである映画館事業から。

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欧米 iPic Entertainment Inc.