2018年11月14日 12:00
国内最大級のIPO!上場が承認された「ソフトバンク」の事業数値を整理
個人向け事業が売上全体の75%を占める | |
個人回線の契約数は4,335万回線 | |
クラウドソリューションが法人向け事業を牽引 | |
NVIDIAとの販売代理店契約を締結し、流通事業が2ケタ成長 | |
想定時価総額は7兆円、約2.6兆円を調達する見通し |
ソフトバンクグループの通信子会社「ソフトバンク」の上場が承認されました。
(上場申請資料)
ソフトバンクグループは現在99.9%を保有する株式のうち約4割を売り出す予定です。
2兆円を超えるとされている調達資金について、先日の決算説明会で孫氏は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の資金源に充てると話しています。
目論見書から通信子会社の業績をチェックしてみると、通期の売上は3.5兆円規模に達しています。
営業利益は6,500億円前後で推移しており、18/3期は減益となっています。
営業利益率は約20%で、19/3上半期は24%に上昇しています。
今回のエントリでは国内最大級のIPOとなることが予想される「ソフトバンク」の事業数値を整理していきたいと思います。
個人向け事業が売上全体の75%を占める
「ソフトバンク」の展開する通信事業は「個人(コンシューマ)」「法人」「流通」の3セグメントに分類されます。
2017年04月15日 18:17
NTTドコモの事業セグメントと収益内訳
NTTドコモの事業セグメント | |
セグメント別売上高 | |
セグメント別営業利益 | |
通信サービス収入の内訳 |
NTTドコモの事業セグメント
NTTドコモは子会社124社、関連会社27社を有するグループからなる。事業セグメントは次の通り。
2019年01月13日 12:10
今年は「5G元年」!モバイルネットワークの歴史から5Gの3つのキーワードまで

1G〜4Gまでのモバイルネットワークの歴史を簡単におさらい | |
5Gの鍵となる3つのキーワード:「高速大容量」「多接続」「低遅延」 | |
①「高速大容量」:2時間の映画がたった3秒でダウンロード可能に | |
②「多接続」:5Gを基盤としたIoT社会が到来 | |
③「低遅延」:自動運転や医療用ロボットの実用化に不可欠な条件 |
今回は今年から一部実用化が始まる「5G」についてまとめていきます。
5Gは自動運転、動画、AR・VR、医療ロボットなどの基盤を成すテクノロジーです。

2018年12月20日 20:00
D2Cからカジノまで!9-10月の米国IPOで気になった8社を一気にチェック

AIによる自動修正機能を搭載したキーボートアプリを配信する「CooTek」(時価総額:5.3億ドル) | |
中国でヘルスケアプラットフォームを展開する「111, Inc」(時価総額:5.3億ドル) | |
ブラジルの教育サービス「Arco Platform」(時価総額:10.8億ドル) | |
家畜からペットまで幅広く動物の健康を管理する「Elanco Animal Health」(時価総額:118.4億ドル) | |
中国で金融プラットフォームを展開する「Pintec Technology」(時価総額:4.1億ドル) | |
カジノリゾートを運営する「Studio City International」(時価総額:13.7億ドル) | |
D2Cでの売上を伸ばすアウトドア品製造メーカー「YETI」(時価総額:11.6億ドル) | |
EV自動車に用いられるリチウムバッテリーを開発・製造「Livent」(時価総額:22.4億ドル) |
アメリカではクリスマス休暇ムードが漂う季節となってきました。
今回は2018年9月から10月にかけて、米国でIPOを行った企業のうち、気になった8社について一気にまとめていきます。
2018年11月30日 07:00
シャープの『ロボホン』も全国展開!競合ひしめくMVNO市場で独自のポジションを築く「ベネフィットジャパン」

PHSの取次業者として1996年に創業。18/3期の売上が51.7億円に急増(+23%) | |
加入取次からMVNO事業へのシフトに成功。回線サービス利用数は5万人を突破 | |
郊外のライト層をターゲットとした「コミュニケーションセールス」が販売戦略の要 | |
売上原価率が大幅に改善(59.2%→38.9%)、現在の時価総額は54.4億円 | |
長期目標は会員数100万人。『ロボホン』利用者数は前年の3倍に増加 |
今回取り上げるのはMVNO(仮想移動体通信事業者)など通信サービスを手がける「ベネフィットジャパン」(証券コード: 3934)です。
(公式HP)
2018年11月24日 12:00
印鑑ECシェアNo.1など7社!11月の新規上場企業まとめ②

印鑑ネット通販シェア1位の「AmidAホールディングス」 | |
解体工事を受注する「田中建設工業」 | |
入居率99.3%の投資用不動産を提供する「グッドライフカンパニー」 | |
産業用塗料の販売高が国内No.1の「オーウエル」 | |
全戸一括型のインターネット導入サービスで国内No.1の「アルテリア・ネットワークス」 | |
人材育成の支援事業を手がけている「アルー」 | |
600社以上のEC事業会社を支援する「ピアラ」 |
11月に新規上場を承認された18社のうち、まとめきれていない残り7社についても「11月の新規上場企業まとめ①」と同様にまとめていこうと思います。