アリババ、テンセント、平安保険の「三馬」が設立!100億件以上の保険を販売するInshurTech企業「衆安保険」

2018年12月17日

今回は中国初のオンライン専業保険「衆安保険」について取り上げます。

公式HP


アリババ、テンセント、平安保険を率いる3人の「馬」が設立。2017年の売上は約919億円(+65%)

衆安保険は2013年に設立された企業で、驚くのはその出資者。

アリババのジャック・マー(馬雲)、テンセントのポニー・マー(馬化騰)、平安保険のマー・ミンジェ(馬明哲)という「三馬」の声掛けで創業されたという経緯があります。

China Dialy

2014年3月にCIRC(中国保険監督管理委員会)から保険業の許認可を取得し、中国初のオンライン専業保険会社として事業をスタート。

その翌月にテクノロジー・プラットフォーム「Wujieshan」をリリースしました。

損害保険からスタートし、オンライン自動車保険、医療保険など様々な分野の認可を取得して事業を拡大。

2016年には「独身の日」セールがあった1週間で2億点もの保険商品を販売するほどにまで成長します。

2017年9月に香港市場へ上場を果たし、2018年8月にソフトバンク・ビジョン・ファンドから出資を受けるなど「InsurTech」企業として世界中から注目を集めています。

業績は急速に拡大しており、2017年の売上は55.8億元(919億円)、2018年上半期は40.7億元(670億円)となっています。

一方、収益性は低下傾向で直近は営業損失を計上しています。


保険会社の業績を測る上でチェックしておきたいのは「コンバインドレシオ」です。

コンバインドレシオは「損害率(保険料収入に対する支払った保険金の比率)」と「事業費率(保険料収入に対する販管費など諸経費の比率)」を足し合わせたものです。

衆安保険はコンバインドレシオが100%を上回っているため、保険事業では支出が先行しているということになります。

内訳を見てみると、事業費率が右肩上がりに上昇中。

保険加入者の獲得などに大きなコストを投じていることがわかります。


ペット保険やドローン保険なども販売。医療保険や自動車保険の割合が上昇

衆安保険はWebを通じて様々な保険商品を販売しています。

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