ビル・ゲイツ氏も出資!完全植物性の人工肉を製造する「Beyond Meat」が新規上場

2018年11月21日

完全植物性の人工肉を製造する「Beyond Meat」(ティッカーシンボル: BYND)のNASDAQ上場が承認されました。

上場申請資料

「Beyond Meat」はベンチャーキャピタル「KPCB」やビル・ゲイツ氏らが出資していることでも注目を集めた企業です。

「ビーガン」の創業者が環境問題に取り組むために設立。売上は3Q18累計で5,642万ドル

Beyond Meatの創業者はメリーランド州生まれのEthan Brown氏です。

彼の父は農家で、幼少期は多くの時間を実家の農場で過ごしました。

環境問題に関心のあったBrown氏は再生エネルギー企業「Ballard Power Systems」で社会人生活をスタート。

10年以上勤務し、マネージャーを務めるなどキャリアを積み重ねていきます。

しかし、太陽光エネルギーやリチウムイオンバッテリーの開発に取り組む中でBrown氏は自分たちがある事実を見逃していることに気が付きます。

それは「温室効果ガスの18%〜51%が畜産業(livestock industry)に由来している」ということ。

Brown氏はもともと卵や乳製品も含めて一切の動物食品を口にしない「ビーガン」でした。

実家の農場に帰って物思いに耽っていたとき「ディナーにされてしまう動物とペットの間にどんな違いがあるんだろう?」という考えに至ります。

環境問題と動物保護という2つの課題に取り組むため、2009年に人工肉を製造する「Beyond Meat」を創業しました。

(上場申請資料"History"より)


創業の翌年には地元・メリーランドに工場を建設し、ミズーリ大学やメリーランド大学と共同研究を開始。

ホールフーズやクローガーなど大手スーパーマーケットでの販売によって人気に火が付き、現在ではアメリカ国内での取扱店舗が2.8万店舗にまで増加しました。


2017年の売上は3,258万ドル、2018年3Qまでの累計では5,642万ドルまで業績が拡大しています。

営業利益は出ておらず、2,000万ドルほどの損失を計上しています。


『Beyond Burger』発売で冷凍食品から生"肉"へ売上構成が大幅にシフト

Beyond Meatが製造するのは牛肉の主成分を植物で代替した"完全植物性"の人工肉です。

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