テンセント×Ctrip連合が誕生!中国OTAの第三極「Tongcheng-Elong」が香港市場に新規上場

2018年11月28日

中国でオンライン旅行サービス(Online Travel Agency)を展開する「Tongcheng-Elong」が11月26日、香港市場に新規上場を果たしました。

上場申請資料

チケットサービス「Tongcheng Network」とホテル予約「eLong」が統合(テンセント持株比率: 24.92%、Ctrip持株比率: 24.31%)

TongCheng-Elongは航空券サービス「Tongcheng Network」とホテル予約サービス「eLong」が統合し、2018年4月に誕生したばかりの企業です。

一足先に創業したのはeLongです。

Justin Tang氏とRichard Chen氏の2名によって1999年に設立されました。

旅行情報やホテル予約、航空券予約サービスなどを提供し、2004年には中国のOTA企業として初めてNASDAQに上場。

eLong

2014年、出資を受けていたExpediaから株を買い取るかたちでCtripが主要株主になります。

2016年にテンセントからの追加出資によって株式非公開となりました。


Tongcheng NetworkはeLongに遅れること5年、2004年に設立されました。

創業者はWu Zhixiang氏で、蘇州大学を卒業した後にアリババなどでもキャリアを積み重ねてきた人物です。

設立当初は旅行業界向けのWebシステムなどB2Bサービスをメインに提供していました。

2012年にテンセントから出資を受け、2014年にWebサイト「ly.com」をリリース。

ly.com

同じく2014年にCtripが資本参加し、Tongchengもテンセント×Ctrip陣営となりました。

2017年にはオフラインサービスをスピンオフし、オンラインサービスにリソースを集約します。


そして2018年4月、テンセント・Ctrip出資先の2社を統合した「Tongcheng-Elong」が誕生しました。

統合後の持株比率はテンセントが24.92%で最大となり、Ctripが24.31%で続きます。

今回のエントリでは上場申請資料からTongcheng、eLongそれぞれの事業数値を整理していきたいと思います。


2社合計のGMVは1,000億元超(約1.7兆円)。Tongchengが8割を占める

まずは全体像を把握するために、2社のサービスを合計した事業数値を確認していきます。

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