
日本初のIR専門会社!事業拡大で営業利益率30%超えの「アイ・アールジャパン」
- 1984年に日本初のIR専門会社として設立。右肩上がりの増収に加え、19/3上半期の営業利益率は33.7%に
- 「株主判明調査」は50%以上のシェア。「IR・SRコンサルティング」が収益の柱(売上構成比: 82%)
- 2012年に証券代行業務を開始し、現在の受託企業数は76社まで増加
- コンサルティング業務拡大で売上原価率が改善(38.6%→22.7%)。現在の時価総額は247億円
- M&Aアドバイザリー3,000億円市場の深耕でさらなる成長を目指す
今回取り上げるのは日本初のIR(インベスター・リレーションズ)専門会社である「アイ・アールジャパンホールディングス」(証券コード: 6035)を取り上げます。
(公式HP)
1984年に日本初のIR専門会社として設立。右肩上がりの増収に加え、19/3上半期の営業利益率は33.7%に
アイ・アールジャパンは1984年の創業。
上場企業向けに投資家向け説明資料である「アニュアルレポート」の企画や作成の支援業務をスタートします。
1997年には日本初の株主調査サービスを開始しました。
2008年には日本初の機関投資家向けIR・SR活動総合管理システム『IR-Pro』をリリースするなどシステム開発にも取り組んでいます。
2011年にJASDAQ上場を果たし、その翌年には投資銀行業務や株式事務代行業務(証券代行業務)を開始しました。
証券代行業務については、業界内で実に40年ぶりの新規参入だったそうです。

9期連続増益!投資運用やアプリ開発まで行う「モーニングスター」
9連連続の増益を達成した「モーニングスター」(証券コード:4765)はSBIホールディングスの子会社として投資運用や投資信託のためのアプリ開発・販売をおこなっています。(2018年通期決算資料)

「みんなの株式」「株探」を運営!「ミンカブ・ジ・インフォノイド」が新規上場
- 2007年4月に「みんなの株式」リリース、2014年10月に「株探」事業を取得
- 運営メディア合計の月間平均ユニークユーザー数は573万人
- B2B事業の売上は9.2億円、メディア収益よりも大きい
- 海外事業の精算で累積損失が26.0億円に拡大
- 想定時価総額は120.4億円、日本の個人株主数は「延べ」5,129万人
投資家にとってはおなじみの「みんなの株式」や「株探(Kabutan)」を運営する「ミンカブ・ジ・インフォノイド」(証券コード:4436)の東証マザーズ上場が承認されました。
(上場申請資料)

2社でシェア99%!?決算書作成で上場企業のインフラとなる「宝印刷」と「プロネクサス」
- プロネクサスは「株券専門」の印刷会社として1930年に創業。宝印刷の設立は1952年
- 「法定書類」の作成に加え、IR業務もサポート。有報の作成元は「行間」で見分けることが可能
- プロネクサスの「法定書類」市場シェアは60%。時価総額は310億円
- 宝印刷は「法定書類」"以外"の売上構成比が40%に。時価総額は230億円
- プロネクサスはシステム導入でさらなる収益性向上へ。宝印刷はM&Aとコンサルティング業務を推進
私たちが日頃お世話になっている「決算書」。
各社とも見慣れた同様のフォーマットで情報を開示していますが、実はある2社が決算書作成サービスの市場シェアを二分しています。

連結会計システムで国内シェアNo.1!CFO組織のデジタル化を推進する「アバント」
- コンサル時代のシステム導入経験を活かし、連結会計システムを開発。18/6期の売上高は121億円(+15%)
- 連結会計のワークフローに沿ったUI設計。導入企業数は1,000社到達間近
- 業務支援やアウトソーシングサービスも豊富。コンサル収益が売上全体の60%以上
- 安定的にキャッシュを創出(FCF9.6億円)。現在の時価総額は222億円
- CFOデジタル改革の関連市場は3,400億円規模。ストック売上比率70%とBI領域拡大を目指す
今回は連結会計システムなどを提供する「アバント」(証券コード: 3836)について取り上げます。
(公式HP)
ウォーレン・バフェットが過去に行なった「株式以外」の投資を元に語る「投資の基本原則」とは
- 投資に関する考え
- 1986年、農地への投資
- 1993年、商業用地への投資
- バフェットが考える投資の基本原則
- チャーリーとバフェットの株式購入の意思決定プロセス
- プロでない投資家は、低コストのインデックスを買っておきなさい
バークシャー・ハサウェイの2013年の「株主への手紙」に「Some Thoughts About Investing(投資に関する考え)」という項目があったのでメモしておきます。
内容は、バフェットが過去に行なった「株式以外」への投資について語ったもの。