D2Cへの移行で売上47.5%増!防寒用高級アパレルを製造・販売する「Canada Goose」

D2Cへの移行で売上47.5%増!防寒用高級アパレルを製造・販売する「Canada Goose」

2018年12月11日 07:00

今回は防寒用高級アパレルを製造する「Canada Goose」(ティッカーシンボル:GOOS)についてまとめていきます。

カナダグースは移民であるサムティック氏によって、1957年にトロントで設立されます。

創業者であるサムティック氏はカナダの厳しい寒さを凌げる服を作る必要性に強く駆られていました。

しかし、当時の技術では、ダウンジャケットを大量生産することは不可能でした。

そのため、設立からしばらくはウールのベストやレインコート、スノーモービルスーツに特化して、製造していました。

(Canada Goose 沿革)

1972年、Canada Gooseはダウンジャケットを大量生産するための機械の開発に成功します。

これにより、カナダ国内で防寒具メーカーとしての地位を確立。

1980年代には、南極の観測地点で働く研究者のための防寒具としてCanada Gooseの製品が採用されるなど世界的にその技術力の高さは認められていきます。

2000年代には、防寒性の高さから極寒のシーンが多い映画の撮影でもCanada Gooseの製品が用いられました。

2017年にはトロント株式市場とニューヨーク株式市場に上場。

現在は世界38カ国に2,200以上の拠点を有する世界的な防寒具製造メーカーとなっています。


それでは売上と営業利益の推移を見ていきます。

売上高は年々増加し、2018年3月期の売上は5.9億カナダドル(499億円)まで増加しています。

営業利益は前年から3倍以上の1.4億カナダドル(118億円)となりました。

1,000ドル前後の高級防寒具を製造。小柄なアジア人向けにはFusionFitというモデルを製造。

Canada Gooseはダウンジャケットなどの防寒具の企画・製造から卸売・小売まで行っています。

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欧米 Canada Goose Holdings Inc.
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