「十五大財閥」はどのようにデカくなったのか!各財閥のルーツまとめ(前編)
2018年12月21日 12:00

「十五大財閥」はどのようにデカくなったのか!各財閥のルーツまとめ(前編)

第二次世界大戦後、GHQにより財閥解体を受けた十大財閥に五つの財閥を加え、これらを十五大財閥と総称します。 

現代企業の多くは、いずれかのグループに所属していることが多く、彼らのルーツを紐解く上で財閥の存在は免れられません。

今回のエントリでは十五大財閥のルーツやどのように大きくなったかについて、財閥解体以前までをまとめていきます。

三菱財閥:海運業を起点に事業を多角化。大正以降は重化学工業路線へ。

三菱財閥は、土佐藩(現高知県)出身の岩崎弥太郎(1834~1885年)によって創設され、海運業を起点として事業を多角化していったことで有名です。 

創業者の岩崎弥太郎がはじめた海運業で明治7年(1874年)の台湾出兵を機に三菱は急成長、明治10年(1877年)には西南戦争にて軍事輸送を一気に引き受けたことにより、政商としての地位を確立します。

また、三菱は海運事業をおこなう中で荷為替金融をおこなっていました。

荷為替金融というのは、顧客が荷物を担保に融資を受けられるというもので、海運業における顧客サービスの一環でした。

1880年には、金融業を開始し「三菱為替店(現 三菱UFJ銀行)」を設立。

1885年に弥太郎が亡くなると、弟の「弥之助(2代目)は海運業から手を引き、海運以外の事業へと多角化を進めていきます。

明治時代初期の船舶燃料が石炭だったこともあり、1881年に高島炭鉱(現 三菱マテリアル、三菱ケミカルホールディングス)の買収も行なっています。

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