世界各国で「戦略的パクリ」を展開!ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』(後編)

2019年01月03日

前編の続き)

前編では、ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』がどのようにして世界的なスタートアップ育成組織になったのか、その経緯についてまとめました。

実際に彼らは、どのようにして数多くのスタートアップ企業を育てているのでしょうか?


この話になると、彼らの悪評について触れないわけにはいきません。

2012年のことですが、エンジェル投資家のジェイソン・カラカニス氏は「ザンバー兄弟は卑劣な泥棒だ。毎晩どうやって寝てるんだ。誰が(LPとして)出資しているんだ?」とツイート(該当ツイートは削除済み)。

このように、特にシリコンバレーにいる人には、ロケット・インターネットを軽蔑する人が少なくありません。

しかし、インターネット業界において、単純にアイデアをコピーするだけなら、それほど珍しいことではありません。

GoogleやFacebookだって、カテゴリー(検索エンジンとSNS)における一番手ではなかったのは有名な話ですし、Uberのような配車サービスなどは世界中に存在します。

それではなぜ、ロケット・インターネットはそれほど忌み嫌われているのでしょうか。


おそらく最も分かりやすい理由は、徹底的にパクるという「なりふり構わない」姿勢によるものでしょう。

ザンバー兄弟が最初に立ち上げた『Alando』は、ロゴを含めてeBayにそっくりでした。


地球上で一番アグレッシブな男、オリバー・ザンバー

彼らに対する批判に拍車をかけた要因の一つに、CEOであるオリバー・ザンバーの「攻撃性」があります。

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