
2024年には世界最大の人口を抱える「インド」ユニコーン企業14社まとめ(中編)
急拡大する市場の主要プレイヤー 再生可能エネルギー発電の「ReNew Power」 | |
レストラン検索・フードデリバリー双方を手がける「Zomato」 | |
創業4年でユニコーンに メッセンジャーアプリの「Hike」 | |
超地域密着型フードデリバリーの「Swiggy」 | |
オンライン卸売マーケットプレイスの「Shopclues」 |
前編に引き続き、インドのユニコーン企業5社を紹介します。
急拡大する市場の主要プレイヤー 再生可能エネルギー発電の「ReNew Power」
ReNew Powerはインド最大手の再生可能エネルギーデベロッパーです。
インドでは人口・経済がともに急拡大していることは前編で述べた通りですが、それに応じて電力需要も爆発的に拡大しています。
そんな中でReNew社は、風力や太陽光発電などの方法でインドのエネルギー事情に貢献することを目指しています。
創業者のスーマント・シンハ氏は米コロンビア大学卒業後、金融機関に10年以上勤めました。
その後2011年にReNew Powerを創業し、ゴールドマンサックスより$2億の出資を受けます。
2017年には東京電力グループと中部電力の合弁会社のJERAが$1.8億分に相当する発行済株式の10%を取得しました。
ReNew社の発電キャパシティは急激に拡大しており、2018年3月時点では3.9ギガワットにまで達しています。
インドでは急激な経済成長と共に再生エネルギー市場の急拡大が期待されており、160ギガワットの発電設備を導入する目標を掲げています。
ReNewはインドの独立系事業者として最大規模にまで成長しました。
レストラン検索・フードデリバリー双方を手がける「Zomato」
Zomatoはレストラン検索プラットフォーム、フードデリバリーのアプリを運営しています。
世界一のバイク市場を牽引!インド最大のオートバイメーカー「Hero Motocorp」

ホンダとの合弁会社としてスタート。18/3期の売上高は約5,246億円 | |
販売台数は約760万台。メンバーシップサービスの会員数が100万人を突破 | |
製造原価率が改善傾向。現在の時価総額は約9,930億円 | |
インド国内の二輪販売台数2,019万台は世界一。ホンダの猛追に対抗できるか |
今回取り上げるのはインド最大のオートバイメーカー「Hero Motocorp」です。
(公式HP)
ホンダとの合弁会社としてスタート。18/3期の売上高は約5,246億円
2024年には世界最大の人口を抱える「インド」のユニコーン企業14社まとめ(前編)

インド政府の目指すキャッシュレス化の波に乗った電子決済の「Paytm」 | |
独立して成長を続けるEC企業「Snapdeal」 | |
急速にチェーン化を進める格安ホテル予約サービス「Oyo Rooms」 | |
世界最大手Uberが最大の競合 配車サービスの「Ola Cabs」 |
今回は、インドのユニコーン企業について改めて整理してみたいと思います。
(ユニコーン:評価額10億ドルを超えた未上場企業の通称)
インドは米国、中国に続き3番目に多くのユニコーン企業を有しており、2019年1月時点では14社が含まれています。
2024年には世界最大の人口を抱える「インド」のユニコーン企業14社まとめ(後編)

Googleからの買収提案も却下、モバイル広告ネットワークの「InMobi」 | |
不動産に注力のクラシファイドサービス「Quikr」 | |
保険商品のネット販売シェアの5割を占める「PolicyBazaar」 | |
2,000万人の学生を抱えるオンライン動画教育サービス「BYJU’S」 | |
創業26ヶ月でユニコーン仲間入りのEC企業「Udaan」 |
中編に引き続き、インドのユニコーン企業5社を紹介します。
Googleからの買収提案も却下、モバイル広告ネットワークの「InMobi」
InMobiは世界最大級のモバイル広告ネットワークを運営しています。
登記上の本社はシンガポールですが、本拠地はバンガロールだそうです。