
知っておきたい!世界を動かす「デカコーン」20社をスライド1枚でおさらい(前編)
今や300社を超えるまで数が増えてしまった「ユニコーン」企業。
少し前までは200社ほどだった記憶があるので、世界の変化のスピードを実感します。
そんな中でもすごいのが、「デカコーン」と呼ばれる評価額100億ドル(約1兆円)を超える未上場スタートアップです。
UberやAirbnbなど、もはや多くの人にとって生活に欠かせなくなったサービスも多く、このあたりは知識としてぜひ押さえておきたいところ。
そこで今回は、全部で20社にものぼる「デカコーン」企業の事業内容について、スライド一枚でざっくりおさらいしていきたいと思います。
AIを活用したメディアアプリ企業『ByteDance』
今回は前半なので、評価額トップ10社について見ていきましょう。まずは中国のメディアアプリ企業『ByteDance』です。
創業者の張一鳴(Zhang Yiming)氏は1983年生まれ。
2012年に北京でByteDanceを創業、同年8月に『今日頭条(Toutiao)』をリリースしました。
2016年9月にはショート動画アプリ『TikTok』をリリース。これは今まさに日本でも大流行しています。
世界で7,500万人が利用する配車アプリのパイオニア『Uber』
これだけは知っておきたい!2018年にユニコーン入りした中国のスタートアップ

Xpeng Motors:完全自動で駐車完了(評価額37億ドル) | |
Ximalaya:登録者数4億人の音声プラットフォーム(評価額:36億ドル) | |
Meicai:レストランと農家を直接マッチング(評価額:28億ドル) | |
Douyu:Eスポーツ動画配信(評価額:15億ドル) | |
Aihuishou:家電リサイクルプラットフォーム(評価額:15億ドル) | |
Yijiupi:B2Bリキュールマーケット(評価額:11億ドル) | |
Luckin Coffee:アプリでしか注文を受け付けないコーヒショップ(評価額:10億ドル) |
先日、2018年にユニコーン入りした企業がTwitterで話題になりました。
ゴミ収集版Uberがユニコーンに!?ユニコーン入りした米国スタートアップ(前編)

Roblox:子供用3Dゲーミングプラットフォーム(評価額:25億ドル) | |
Bird:電動キックスクーター(評価額:20億ドル) | |
Service Titan:生活サービスSaaS(評価額:16億ドル) | |
One Medical:オンライン診察サービス(評価額:15億ドル) | |
Toast:レストラン向けPOSシステム(評価額:14億ドル) | |
Allbirds:シリコンバレーで大人気『世界で最も快適な靴』(評価額:14億ドル) | |
Postmates:買い物代行・即配サービス(評価額:12億ドル) | |
Rubicon:ゴミ収集版Uber(評価額:11億ドル) |
前回2018年にユニコーン入りした中国のスタートアップをまとめました。
今回は中国に引き続き、2018年にユニコーン入りした米国スタートアップを前編・後編に分けてまとめていきたいと思います。
南米のUberや3Dオンライン授業まで!?中国・米国以外のユニコーン入りしたスタートアップ

BYJU'S:3Dを駆使したオンライン授業(国:インド 評価額:20億ドル) | |
Revolut:イギリス発のデジタルバンク(国:イギリス 評価額:17億ドル) | |
Darktrace:ケンブリッジ大学の研究者が設立したサイバーセキュリティ企業(国:イギリス 評価額:16億ドル) | |
Cabify:南米のUber(国名:スペイン 評価額:14億ドル) | |
Swiggy:インドのオンラインフードデリバリー(国:インド 評価額:13億ドル) | |
Rappi:南米デリバリーサービス(国:コロンビア 評価額:10億ドル) | |
Canva:デザインの民主化(国名:オーストラリア 評価額:10億ドル) | |
Orcam:視覚障害者向け補助デバイス(国:イスラエル 評価額:10億ドル) | |
Taxify:エストニア発祥Uber(国:エストニア 評価額:10億ドル) |
今まで中国のスタートアップと米国スタートアップ(前編・後編)をまとめてきました。
今回は中国・アメリカ以外のユニコーン入りしたスタートアップをまとめていきたいと思います。
Tik Tokのユーザー数は5億人に!世界一のユニコーン企業「ByteDance」

世界一のユニコーン企業に成長したByteDance | |
1社目をTripAdvisorに売却、2社目に「ByteDance」を創業 | |
中国版スマートニュースから動画投稿アプリまで幅広く展開 | |
Tik Tokが急成長中(月間ダウンロード数:4580万 月間ユーザー数:5億人) | |
アメリカでダウンロード数が急増した理由:音楽アプリの買収 |
今回は大人気動画アプリ「TikTok」を展開する中国ユニコーン企業「ByteDance」についてまとめていきたいと思います。
世界一のユニコーン企業に成長したByteDance
まずはByteDanceの評価額から確認していきましょう。
「韓国のAmazon」からバトルロイヤルゲーム、送金アプリまで!韓国ユニコーン企業5社まとめ

韓国最大のEコマース企業『Coupang』 | |
バトルロイヤルゲームで大ヒット『Bluehole』 | |
モバイルIT企業グループを作る『Yello Mobile』 | |
累計10億枚を販売したマスクパックを開発『L&P Cosmetic』 | |
韓国最大の送金アプリ『Toss』を展開する『Viva Republica』 |
今回は、韓国のユニコーン企業についてまとめてみたいと思います。
2017年における韓国の人口は5,147万人と、日本の人口(1.27億人)と比べると半分程度の大きさです。
国内総生産(GDP)についても日本が4.8兆ドルに対して韓国は1.5兆ドルと、3倍ほどの開きがあります。