「トランプvs中国」で追い風!5G設備で米国10%増収の「エリクソン」2018年決算
2019年02月02日 20:00

「トランプvs中国」で追い風!5G設備で米国10%増収の「エリクソン」2018年決算

今回は世界最大手の通信設備メーカー「エリクソン」の最新決算をピックアップします。

決算説明資料

3年ぶりに増収増益を達成(売上2.6兆円、営業利益145億円)

エリクソンは1876年にスウェーデンで生まれた老舗テクノロジー企業です。

History

電信器の修理屋として始まり、固定回線のインフラ整備から端末開発まで手がけてきました。

2001年からソニーと合弁で「ソニー・エリクソン」として携帯電話を販売していましたが、2011年に撤退(ソニーに株式を売却)。

現在は携帯基地局の開発に特化し、世界中の通信インフラを支えています。

IHS Markit

近年は中国勢の猛追を受けており、2017年はついにシェア1位の座をファーウェイに奪われてしまいました。

2015年をピークに業績が悪化していましたが、2018年は持ち直しに成功。

売上は2,108億SEK(2.6兆円)、営業利益は12億SEK(145億円)となっています。

業績回復の鍵はどこにあったのか、今回はエリクソンの事業数値をチェックしてみたいと思います。

米中貿易摩擦の影響でアメリカ売上が10%増収

エリクソンの事業は通信設備を中心にネットワークに関わるいくつかのサービスで構成されています。

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この記事に関するキーワード
決算 Ericsson
2017年09月17日 20:30

中華スマホメーカーとして躍進するファーウェイが所有する、スマホ事業よりも大きな事業とは

Huaweiの歴史
Huaweiの業績推移
セグメント業績
地域ごとの売上
Huaweiのコスト構造
データ

これまで、スマートフォン業界での販売台数シェアはサムスン電子が圧倒的一位で、それにアップルが次ぐという状態になっていましたが、この構図は変わりつつあるようです。

2017年11月21日 19:01

スマートフォンの実現を可能にしたテクノロジー企業、クアルコムとは

クアルコムの歴史
クアルコムの発明が関係するテクノロジー
収益の内訳
営業利益率とコスト構造
資産の内訳
キャッシュフローの状況

今回はアメリカのテクノロジー企業、クアルコムについて取り上げます。

クアルコムについては以前(現代ワイヤレス通信を支えるクアルコムの事業について調べる)取り上げたこともありましたが、今回は2000年頃の事業数値までさかのぼって見てみたいと思います。

2017年06月20日 16:25

世界最大級の契約数を有するチャイナモバイル

チャイナモバイルの歴史と概要
事業ハイライト
KPI
「ビッグ・コネクティビティ」戦略
20周年を迎えて、現在の事業規模
追記:チャイナ・モバイルの事業KPIの推移

日本国内でもドコモやau、ソフトバンクなどのモバイル通信事業はとても収益性の高い事業ですが、中国や米国などの巨大な人口を有する市場ではどのくらいの規模になるのでしょうか。今回はチャイナモバイルについて調べてみます。

チャイナモバイルの歴史と概要

チャイナモバイルは1997年9月3日に香港で設立された会社です。

2018年11月08日 07:57

決算説明で出てきたソフトバンクビジョンファンド投資先ベンチャー14社の事業内容をおさらい

① イケイケコワーキングスペース「WeWork」
② 韓国の爆速ショッピングサイト「Coupang」
③ インドネシア最大のEコマース「tokopedia」
④ インドの決済サービス「paytm」
⑤ 血液検査からがん細胞を検知する「Guardant Health」
⑥ 売りたい不動産を24時間で買い取ってくれる「Opendoor」
⑦ 不動産営業をテクノロジーと組み合わせる「Compass」
⑧ 動的なスマートガラスを開発する「View」
⑨ 建設プロジェクトを大幅に効率化する「Katerra」
⑩ GMV合計が10兆円規模に拡大した「ライドシェア」
11. 1.7億人が使うフードデリバリー「ele.me」

11月5日、ソフトバンクグループの2019年3月期2Q決算が発表され、Stockclipでもまとめ記事を出しました。

その中で存在感を強めているのはやはり「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の存在です。

2019年01月13日 12:10

今年は「5G元年」!モバイルネットワークの歴史から5Gの3つのキーワードまで

今年は「5G元年」!モバイルネットワークの歴史から5Gの3つのキーワードまで
1G〜4Gまでのモバイルネットワークの歴史を簡単におさらい
5Gの鍵となる3つのキーワード:「高速大容量」「多接続」「低遅延」
①「高速大容量」:2時間の映画がたった3秒でダウンロード可能に
②「多接続」:5Gを基盤としたIoT社会が到来
③「低遅延」:自動運転や医療用ロボットの実用化に不可欠な条件

今回は今年から一部実用化が始まる「5G」についてまとめていきます。

5Gは自動運転、動画、AR・VR、医療ロボットなどの基盤を成すテクノロジーです。