
グーグルやスカイプのWeb電話基盤!1.4兆ドル市場でTwilioと真っ向勝負「Bandwidth」
- Twilioより8年早い1999年に創業、通期売上は2.0億ドル(+23.3%)
- 利用価格はTwilioよりも安く、緊急電話用の位置情報サービスも強み
- 顧客企業数は1,230社(+27.5%)、リテンションレートが121%に上昇
- 時価総額は10.2億ドル(Twilioの10分の1)、対象市場は1.4兆ドル規模
今回はCPaaS(Communications Platform as a Service)を提供する「Bandwidth」(ティッカーシンボル:BAND)を取り上げます。
(会社HP)
Twilioより8年早い1999年に創業、通期売上は2.0億ドル(+23.3%)
Bandwidthはインターネットバブルに湧いていた1999年に設立されました。
創業者はDavid Morken氏で、Bandwidth創業前はアメリカ海兵隊(Marine Corps)で法務官を勤めていた人物です。
今年で20週年を迎える企業ですが、NASDAQへの上場は2017年11月と最近。
Web電話やSMS配信機能をサービスに実装するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を提供しており、競合には爆発的な成長を遂げている「Twilio」がいます。

日本版Twilio「AI CROSS」が新規上場!取引企業数2,000社を突破
- AI CROSSのSMS配信プラットフォームは顧客企業数2,023社に拡大
- AI CROSSのビジネスモデル:海外売上が2億円以上も存在する理由とは
- ビジネスチャットや分析ツールなど「社内向けコミュニケーション」も強化
- 営業CFはプラス転換、想定時価総額は40億円弱
SMS配信サービスなどを展開する「AI CROSS」の東証マザーズ上場が承認されました。

契約企業が15万社を突破!「Twilio」2019年12月期1Q決算
SMS(ショートメッセージ)の配信サービスをクラウドで提供する「Twilio」が決算を発表しました。

「リモートサポート」でシェアNo.1!PCアクセス管理をSaaSで提供する「LogMeIn」
- 2003年にハンガリー・ブダペストで創業。2018年の売上は12.0億ドル(7年で10倍)
- LenovoやHPのヘルプデスクが顧客の端末にリモートアクセスしてトラブル対応
- Citrixの「GoTo」事業買収で市場シェアNo.1に
- 時価総額41.6億ドル、TAMは770億ドルに拡大
今回は業績規模を急激に拡大しているSaaS企業「LogMeIn」をピックアップします。
(会社HP)

通期の増収率23.4%に加速!広告収益の成長が衰え知らずの「Google」2018年本決算
- 通期売上1,368億ドル(+23.4%)営業利益263億ドル(営業利益率19.2%)
- Google本体のトラフィック獲得コストは売上比13.0%に上昇
- アジア圏が引き続き30%近い増収で成長を牽引
- YouTubeのコンテンツ費用増で売上原価率が45.6%に上昇
決算ラッシュも佳境を迎える中、GAFAのトリを務めるのはGoogle親会社「Alphabet」(ティッカーシンボル:GOOGL)です。
(決算リリース)

自律型の輸送ロボットやオンライン園芸学校も!スカイプマフィアまとめ(前編)
- GoogleやTrelloなど100以上のアプリと連携可能なCRMサービス「PipeDrive」
- 自律型の輸送ロボットを提供する「Starship」
- バーチャルホワイトボードを提供する「Deekit」
- メキシコ料理屋を運営する「chilango」
- スペイン1位の求人アプリを手がける「JobToday」
- 適切な給水スケジュールをプログラムする「blossom」
- 利用者にパーソナライズした経済ニュースを提供する「CityFALCON」
- 世界初のオンライン園芸学校などを手がける「MyOnlineSchool」
先日、エストニアにスタートアップが多い理由についてまとめました。
エストニアといえばSkype発祥の国であり、Skype出身者によるスタートアップが次々と設立されており、これは「スカイプマフィア」と呼ばれています。