分譲マンションの52%が築20年以上!「空き家」も増えていく不動産業界まとめ③不動産賃貸・管理

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2019年03月10日 20:00

②「不動産流通」の続き)

今回のエントリでは、不動産業界の中でも「賃貸」「管理」のテーマについて、統計データをいくつかご紹介していきたいと思います。

まず確認したいのは、そもそも日本に「住宅」がいくつあるかという点です。

全住宅ストック(国内で建築されている既存の住宅)は1948年から2013年までほぼ一貫して増え続け、6,063万戸に到達。

そしてそれ以上に、「空き家」が増加しています。

1968年の空き家率はわずか4%。住宅の96%には誰かしら住んでいたわけですが、2013年には空き家率が13.5%にまで拡大。

空き家だけで820万戸もあるわけですから、ものすごい数です。

820万戸のうち、52.4%にあたる430万戸が「賃貸用」、3.8%にあたる30.8万戸が「売却用」の住宅。

別荘地などの「二次的住宅」が41万戸で全体の5%を占め、残り39%が一戸建てや共同住宅となっています。

一戸建ての中で大きいのは「木造一戸建」で、220万戸(26.8%)もあります。非木造の一戸建ては10.6万戸で全体の1.1%に過ぎません。

古い木造一戸建てが空き家のまま放置されている様子が目に浮かぶようです。


さて、これらの住宅の中で、不動産賃貸に使われている「借家」はどのくらいあるでしょうか。

住宅ストックと同じように、「借家」の数も拡大しています。

2013年には全住宅ストック数のうち30%弱にあたる1,739万戸が「借家」でした。 さらに、そのうち1,458万戸は「民営借家」で、残りが公営などの借家です。 

全住宅ストックのうち30%前後が「借家」というのは、データをさかのぼってみたところ1978年からずっと一貫しています。


東京23区でオフィスビルの床面積が最大なのは「港区」

続いては、オフィスビルの賃貸についてです。

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