ドイツのロケット・インターネット発!NYSEに上場申請したアフリカの大手EC「JUMIA」
2019年03月14日 20:00

ドイツのロケット・インターネット発!NYSEに上場申請したアフリカの大手EC「JUMIA」

ドイツのインキュベーター、ロケット・インターネット発である「JUMIA」の上場申請書類が公開された。アフリカの大手Eコマース企業となったJUMIAが、現時点でどのような成長をとげているのか確認したい。

四半期GMVは392億円(前年+57%)

JUMIAはアフリカの大手ECショッピングモール。創業は2012年で、当初の社名は「アフリカ・インターネット・ホールディング(Africa Internet Holding GmbH:ドイツ法人)」だった。

2018年末に「JUMIAテクノロジーズ(Jumia Technologies AG)」へと社名を変更したが、現在も本社所在地はドイツに設定している。

Eコマース企業として、JUMIAが扱っている領域はとても広い。電化製品から靴、食料品、データ通信、航空チケット、ホテル、フードデリバリーなど、あらゆる商材を扱うプラットフォームだ。

EコマースのGMV(取扱高)は四半期で3.11億ユーロ(約392億円)に拡大。前年からプラス57%の拡大ということで、かなりの勢いで拡大している。メルカリの四半期GMVが1,388億円であることを考えれば、規模としてはまだ小さいと言っていい。

年間の取扱高は8.28億ユーロ(1,043億円)にのぼり、それに対して売上が1.31億ユーロ(165億円)ほど。そして、営業損失はマイナス1.7億ユーロ(214億円)にものぼっている。取扱高が前年比で63%拡大しているのに比べ、売上の増加率は39.3%と少し小さめだ。

直販による売上が6割以上、販売者への有料課金が伸長

どうしてJUMIAは取扱高よりも売上の成長率が小さいのだろうか?JUMIAの売上がどのように構成されているのかについて、少し掘り下げてみよう。

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