
過去最高の売上高816億円を達成した「王将フードサービス」2019年3月期本決算
「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(証券コード:9936)の2019年3月期本決算を発表しました。

愛知拠点の中国料理「浜木綿」が新規上場!3大都市圏の中華市場にも注目
愛知県を中心に中国料理屋を展開する『浜木綿(7682)』がJASDAQスタンダードと名古屋証券取引所への上場を承認されました。

あの有名チェーン店に業態転換!?「幸楽苑ホールディングス」
- セット売上が全体の48.3%、ラーメン事業の店舗あたり売上は7,385万円に上昇
- ラーメン事業からの業態転換を加速!
- 経常利益の上方修正を受け、株価は10%以上急騰
- 19/3期の営業利益は7期ぶりに10億円台の見通し
有名中華チェーンの中で営業利益率の低かった「幸楽苑HD」(証券コード:7554)。19/3期も引き続き苦戦を強いられているのでしょうか。
まずは幸楽苑HDの歴史をたどってみましょう。

王将VS日高屋VS幸楽苑 もっとも利益率が高いのはどこだ?
- 売上トップは王将(781億円)
- 日高屋が営業利益率11.5%で最も高い
- 王将は3割がフランチャイズ経営
- 日高屋は関東・駅前へのドミナント戦略でコストを抑える
- EV/FCF倍率が一番低いのは日高屋で19.7倍
今回は有名中華料理チェーンである「餃子の王将」「日高屋」「幸楽苑」の三つを比較して、どこが一番利益率が高いのか?を見ていこうと思います。
まず各社の特徴です。「餃子の王将」は王将フードサービスが運営しており、主に近畿地域を中心に全国展開しています。「日高屋」はハイデイ日高が運営しており、出店地域は関東のみ。「幸楽苑」は幸楽苑ホールディングスが運営しており、関東を中心に全国展開しています。

中食外食産業の影の主役 ファミマや王将の味を支える「アリアケジャパン」
「アリアケジャパン(証券番号:2815)」は、セブンイレブンやファミマ、餃子の王将など大手コンビニ・外食チェーンを支える会社で、「食のインテル」とまで呼ばれています。
1966年に岡田甲子氏によって設立され、1985年にカリフォルニア州に初の海外拠点を開設。その後海外進出を積極化しました。現在は「畜産系天然調味料」の販売を中心に行なっています。鶏ガラスープやブイヨンなどですね。
マクドナルドと吉野屋の近くにあえて出店!中華チェーン『日高屋』でおなじみの「ハイデイ日高」
- 売上高は406億円、営業利益は47億円。営業利益率は11.5%と10%超え
- ちょい飲みニーズも満たす低価格な『日高屋』が382店舗あり、ほぼ全てが直営店
- マクドナルドと吉野家の近くにあえて出店する戦略
- 30億円以上のフリーキャッシュフローを創出
- 新規業態も含めて首都圏で600店舗を目指す
今回は中華飲食チェーン『日高屋』などを展開している「ハイデイ日高」(証券コード:7611)についてまとめていきます。