
Uber Eats取扱高が30億ドルを突破!「Uber」2019年1Q決算
- アクティブユーザー数9,300万人、1回あたりの平均利用額は9.5ドル
- Eatsが取扱高全体の20%を占めるまでに成長、テイクレートは下げ止まり
- 売上原価率61%に上昇、時価総額は670億ドル(Lyftの2倍超)
ライドシェア企業「Uber」(ティッカーシンボル:UBER)が2019年5月10日後、初の決算発表を迎えました。
まずはUberのプラットフォーム上における総取扱高(配車やUber Eatsなどの総利用額)を確認します。
今四半期の総取扱高は146億ドルと右肩上がりの成長を続けています。前年同期から34%の増加となりました。
一方でUberの実入りは伸び悩んでおり、四半期の調整後売上(インセンティブ報酬を差し引いた実質的な売上)は28億ドルです。1Q18以降は営業損失が拡大。詳しい決算数値から要因を探ります。
アクティブユーザー数9,300万人、1回あたりの平均利用額は9.5ドル
UberのMAU(平均月間アクティブユーザー数)を四半期ベースで追いかけると季節性があることが分かります。

「Uber」2019年2Q決算:「Lyft」との熾烈なシェア獲得合戦の現状は?
- UberのMAUは全世界で1億人に到達間近
- Uber配車売上は横ばい テイクレートが19%に低下
- ユーザーあたり売上の増加でLyftが売上シェアを急拡大
- 1,000億円以上のキャッシュを燃焼するUber、営業CFが四半期でプラスとなったLyft
世界各地でライドシェアを展開する「Uber」が2019年2Q決算を発表。競合「Lfyt」の事業数値とも比較しながら最新の状況を整理していきます。
さっそくUberでの配車やUber Eatsなどを含めた総取扱高(世界全体)を確認します。

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世界中が注目する「Uber」上場申請書類を公開!年間取扱高5.6兆円
- 月間アクティブユーザー数9,100万人、月に平均で5.5回利用
- 取扱高の18%を占めるUber Eatsのテイクレートが急激に低下
- ソフトバンクグループが持株比率16.3%で筆頭株主
- 競合への事業譲渡やユニコーン「Careem」買収で市場を選別中
世界最大級の未上場企業「Uber」がついに上場申請書類を公開しました。