サイバーセキュリティ版Salesforce「CrowdStrike」が新規上場

サイバーセキュリティ版Salesforce「CrowdStrike」が新規上場

2019年に入ってユニコーン企業のIPOが相次ぐ中、先月も華々しい株式市場デビューを飾った企業があります。

ユニコーン企業「CrowdStrike」は6月12日にNASDAQへ上場し、初日には一時公開価格+90%という上昇を見せました。7月3日時点で時価総額は134億ドルにまで達しています。

CrowdStrikeは2011年にセキュリティ企業「マカフィー」でCTOを務めていたGeorge Kurtz氏らによって設立されました。2012年から脆弱性検知サービスをクラウドベースで提供開始し、その後もアンチウィルスなど次々と新製品を投入。サイバーセキュリティ業界を代表するSaaS企業として急成長を遂げ、「Fortune 100」のうち44社がCrowdStrikeの顧客となっています。

売上は倍々ゲームで増加し、2019年1月期は2億ドルを突破しました。さらには営業損失も改善傾向にあります。

今回のエントリでは、CrowdStrikeの急成長を支える要因に迫っていきたいと思います。

セキュリティ脅威は「検知」から「ハンティング」する時代へ

CrowdStrikeのメインサービスはEDR(Endpoint Detection and Response)と呼ばれるものです。

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