
上場時の時価総額が最も高かったIPO銘柄はどれだ!?〜2019年IPO企業(後編)〜
2019年10月06日 20:00
前編に引き続き、後編でも2019年のこれまでのIPOの概況とまだ取り上げていない企業についてまとめていきます。
まずは月別の新規上場企業数の推移から。
これまでで最も新規上場数が多かった月は3月で、17社が新たに新規上場を果たしています。3月に新規上場を行った企業としては、AWSの課金代行を行うサーバーワークスや投資家向けメディア『みんなの株式』を運営するミンカブ・ジ・インフォノイドなどが挙げられます。
続いて、上場日の初値時点での時価総額について。
上場日の初値時点での時価総額が最も大きかったのは今年6月に新規上場を果たしたSansan。Sansanの初値時点の時価総額は1,425億円と、2番目に大きかった日本国土開発の613億円を2倍以上上回っています。
続いて、新規上場企業の売上規模について。

IPO後に最も時価総額が伸びた企業は?〜2017年IPO企業編〜
2019年09月29日 20:00
- ジャパンエレベーターサービスHD:5万台のエレベーターをメンテナンス
- カチタス:株価が過去の最高値の水準まで回復
- レノバ:再生可能エネルギー発電で最高46%の営業利益率を記録
- オロ:通期営業CFは9.4億円
- シルバーライフ:四半期売上が20億円を突破
今回の時価総額上昇率ランキングは"テンバガー"も誕生している「国内2017年IPO企業」編です。

IPO後に最も時価総額が伸びた企業は?〜2018年IPO企業編〜
2019年09月15日 20:00
- ファイバーゲート:市場拡大を背景に株価が上昇
- ミダック:産業廃棄物の処分で営業利益率20%台
- Amazia:今期に入り、当初計画を上回るペースで成長
- シノプス:売上進捗のペースに遅れが発生
- バンクオブイノベーション:台湾・香港・マカオへの進出を発表
前回に引き続き、今回のエントリでは2018年にIPOを行った企業について、時価総額を中心にまとめていきます。高いリターンをもたらすイメージのあるIPO株ですが、実際、株式公開後以降、時価総額はどのように変化しているのでしょうか?