上場前の財政状態は意外とギリギリだった?LINEの決算数値を読み解く!

2017年10月08日 19:55

今回は、コミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE社について調べます。

LINEの歴史は2000年9月、韓国のインターネット企業NHN(現・Naver Corporation)が日本法人として「ハンゲームジャパン」を設立したときにさかのぼります。もちろん、その時はLINEのLの字も存在しません。

2010年には非上場化したライブドアを子会社化しており、この時に参画したメンバーがLINEの開発でのちに大活躍することとなります。


2011年3月11日、日本で東日本大震災がおきます。その時、NHNの取締役会議長であった李海珍氏は出張で東京におり、周囲の日本人を見ていて考えたのが新しいスマートフォン向けコミュニケーションアプリでした。

「日本大地震で家族を探す被災者を見て開発」…急成長する“ネイバーライン”=韓国

「LINE」はわずか3ヶ月後の6月に公開され、利用者数は8ヶ月で2000万人を超えます。その後も成長を続け、2016年7月にニューヨーク証券取引所と東証一部に同時上場を果たします。

全体業績

2011年6月に公開されてから、まだ6年ほどしか経っていない「LINE」ですが、日本、台湾、タイ、インドネシアを中心に1.7億人が利用するアプリに成長しました。

月間利用者数はちょっと伸び悩んでいますね。4年間の損益推移を見てみます。

営業収益は1407億円、営業利益は198億円に達しています。営業利益率は14%と、前年から大きく改善しています。

LINEの収益には、次の5つの要素があります。

コミュニケーション 主にスタンプや着せ替えなどの課金
コンテンツ 主にゲームや仮装アイテムの課金
コミュニケーション・コンテンツその他 LINEバイトやLINE Pay、LINE モバイルなど
LINE広告 LINE公式アカウント、スポンサードスタンプ、タイムライン広告、LINE NEWS広告など
ポータル広告 livedoor及びNaverまとめでの広告

5つの収益の内訳をグラフでみてみましょう。


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LINE Payの決済高は83%成長!増収するも営業利益は減少した「LINE」2018年2Q決算まとめ

2018年07月25日 21:30

6月にカンファレンスでLINE Payの手数料を一定期間無料にするなど大発表をした「LINE」の決算発表があったので、早速見ていきたいと思います。

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