Alibabaの総取扱高(GMV)がデカすぎる

2017年04月20日 14:15

まず、四半期GMV(Gross Merchandise Volume:総取扱高)をグラフにしてみる。2015年3月期と2016年3月期のForm 20-F(米国外企業の年次報告書)から抜粋。

全体のGMVは2016年3月の四半期には7420億人民元を記録しており、1人民元を0.15ドルするとおよそ1077億ドルということになる。

モバイルGMVの割合がどんどん上がっていっているのが興味深い。

年間で見てみよう。

年間で見ると、2016年3月期にはトータルGMVが3兆920億人民元に達している。

今日の為替で換算するとおよそ4500億米ドル、日本円だとおよそ49兆円

タオバオのGMVが1兆8770億人民元(約30兆円)、Tmall GMVが1兆2150億人民元(約19兆円)、全体のうちのモバイルGMVが2兆93億人民元(約32兆円)。

eBayの2016年の年間GMVが837億ドルであることを考えると、これらの値がいかに大きいかがわかる。

Amazonと比較したかったけど、AmazonのGMVってForm 10-Kからは見つからないんだよな。。ここら辺よくわかってない。

この値、さすがにデカすぎるんじゃないかと思って検索してみたら、こういう記事を見つけた。

アリババの成長は止まらない? 総取引額95兆円超は実現可能か

この中にこう書いてある。

「この天文学的なGMVの数字は、米国の証券取引監視当局に疑いの目を持たせている。算出方法に問題がある可能性が指摘されているのだ。」

上の記事によれば、中国の2015年の消費財売上高は30兆1,000億元、ということで次の3つの可能性があると思う。

① アリババのGMVが間違っている。実際はもっと小さい。

② 中国の消費財売上高が本当はもっと大きい、あるいはもっと適切な指標がある

③ 中国の消費材市場規模の10%に相当する取引がアリババで行われている

どれが正しいにせよ、ものすごく大きいことは間違いない。おそるべし、アリババ。

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